紙粘土、木、布や紙を使って作るミニ人形作り、作るきっかけは、母の認知症、その症状は怒りやすく、心の声をすぐに口に出す状態でした。もともとの母は優しく、愚痴や不満を実家にいた18年間で一度も聞いたことがないし、両親の喧嘩なども一度も見たことがなかった、しかし、その心は愚痴や不満をグッとこらえていたものだと知ることになった。認知症が進み、いままでこらえていた不満をさんざん浴びせられる、しかも数分後にまた同じことを繰り返す、本人は初めて話すのだから黙って”聴け!"と怒鳴るしまつ、人間とはいかに相手の顔色を窺い、思ったことを心に留めて、無駄な争いを避けるものなんだと思いましたね、母のそんな状態が数年、実家では母を2階の一室に閉じ込めておくような状態になった、兄も現役で仕事してるので、父が介護してるような生活、その父も体が弱くなり、兄は還暦ちょうどで仕事を辞め2人の生活世話をする生活になる、ちょうどその時期、私も58歳の誕生日前に会社の雇用延長、65歳まで会社の指示通り受け入れるか、60歳から自立して自分で65歳まで働く道を選ぶ(この場合は有給休暇2年を会社が出してくれるし、資格取得の支援金も出してくれる制度)、あとは60歳で辞める道の3択があり、ちょうどリタイヤ後は田舎暮らし希望していたので、会社の自立支援制度を選択し、母の介護を父と兄に言って、かって出た、当初実家に行ったとき、母は何しに田舎に戻った?と怒る状態・・人を馬鹿扱いして、われを監視にでも来たかと怒鳴り、自分ばかになったと近所に言いふらしていると父や、兄を軽蔑し、兄も父も頭がおかしくなったと言い出しては聞かない状態で、そこに入った私にも罵声を浴びせられた、しかし朝食を一緒に食べて昔話を聞くようになって、だんたんと心が穏やかになり、そこで母の幼少期の生活状態を人形で再現して見せてみたら、どんどんと顔つきが変わり、心穏やかになって、それ以来人形つくりにドはまりした・・こんな人形で心が穏やかにとか、心が癒される人がいるのだと、そのあと市で販売もするようになってきた、菜園仕事もあまり忙しくなるこの時期から、毎日のように何かを作っている・・・ギター友の旦那さんに渡す人形つくり中、まずはパーツから始めている・・
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