Atelier　Li-no2

５月1日は、白布温泉に久しぶりに来た弟夫婦と一泊、そして翌日２日は、私は家仕事、弟たちは山菜採りへと行って、予定より早めに帰ってきた、昼もまだと言うことで、今年初の庭デッキでランチ、天気よければ、庭のデッキで過ごすのが気持ちいい

「無家去り」と書いて、ムカサリ、私は昭和の32年生まれで、小学校の低学年頃まで、ムカサリ行列というものを見た記憶がある。近所のお姉さんがお嫁に行くと言うことで、近所のひとと庭越しで、みてました。家から出ると近所の人はみなで見送り、花嫁も挨拶し、きれいだ、よかったよかったと、昔嫁入りは大層な覚悟が必要でした、家を捨て去っていく、白無垢の白は、純潔そして無垢で嫁いだ家の家風に染まるという意味、角を隠して嫁ぎ先に従うという、いまとは全然違いますけど、祖父母も同居が多かった昭和、送ったあとの寂しさはいまよりずっと大きかったと思います。今日から町田で萠展、何とか間に合って町田に着いた。絵はもう少し人物足したかったけど時間切れでした。

一昨日、白布温泉の中屋別館不動閣に泊まりました。今ここら辺が桜満開から散り始めという頃です、麓はとっくに散ってしまいますが麓より半月ほど差があります、弟の還暦祝い…実は、昨年還暦なんですが、コロナ禍ということもあり遅れてお祝い実現、帰省とかこれなかったひとも今年は多そうです。

今年の萠展参加の作品2「郷の四季」置賜米沢のシンボル吾妻と兜山をバックに春は花祭りをモチーフに、夏は楽しい夏休み、秋は今流行りのハロウィン、冬はクリスマスを表した、因みに昔は大きな像の張りぼての上にお釈迦様がのり、各地で稚児行列が行われてましが今は見かけないですね、私も小さいとき稚児行列した記念写真が残っている。

元住んでた相模原市の油絵市民サークル「どんぐり」米沢移住後もグループ展(萠展＊もえぎてん)は参加してる。例年５月連休が開催時期で、今年は５月3日から8日まで町田の国際版画美術館で開催、昨年も一昨年もコロナ自粛で不参加、今年は ワクチン三回目も終わり、自粛モードも解除され参加、その作品1「上杉鉄砲隊」米澤城本丸と鉄砲隊を制作、本丸から二の丸付近を絵図から模写した、因みに上杉鉄砲保存会の発砲練習は毎年鋳造の地、白布で行われる、ちょうど昨日ドカーンと大きな音が白布温泉に響き渡ってた。