越後の瞽女(ごぜ)

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10月最終日31日に『瞽女(ごぜ)GOZE』の映画が川西町フレンドリープラザで上映ということで山友3人で観に行きました・・映画は昨年新潟県内で上映されてます、ごぜは、視聴覚生涯がある女性の旅芸人のこと、三味線をもって各地を廻るという・・以前母の幼少期(昭和の10年代)米沢市万世びっき石の近くに住んでいて、今晩”ごぜ”様が来ますと村役が回ってることを聞きつけた母は急いで畑仕事で忙しいお母さんのとこに伝えに行ったということです、すると・・ご飯食べて出かける準備しとけと言われると、喜び勇んで家に帰り兄弟に伝えたということです・・昔娯楽の少なかったころのこと・・各地を廻った時の地方の話はとても新鮮で見たことのない世界を想像しては思いをはせていたそうです・・しかしごぜは生きるための厳しい修行を積んで、峠を越え歩きで来るわけですからね大変なことですね・・映画のモデルは最後のごぜと言われた小林ハルさんの生涯を描いたもの、生後3か月で失明、6歳で親方に弟子入り、8歳で初めて旅に出たそうです、8歳なんてまだ親に甘えたい時期ですよね、旅と唄に生きたハルさん、晩年は胎内市の養護盲老人ホーム「胎内やすらぎの家」で暮らし、国の無形文化財の保持者として認定された。なかなか人間の愛と醜さも見る映画・・涙がこぼれます・・子役時代のハルさん、青年期のハルさん迫真の演技さすがです、地元川西の玉庭にあるごぜ宿(土礼味庵:どれみあん)が撮影に使われてます・・

2021.11.04:li-no2:[気ままなつぶやき]

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