むくりぶな

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川西町の温泉施設”まどか”売店で”むくりぶな”みつけました・・12匹ほど入って1000円、川西町の玉庭産。。この地区は上杉藩の下級武士が多く住んでいたところ、米沢藩9代目藩主の上杉鷹山が推奨したと伝えられて一般家庭でもよく作られていた縁起物、鮒を背中から切り、内臓をだして背中からめくるこの『めくる』が方言で『むくる』といいそこからむくり鮒と命名されたとあります、めくることから開運にちなみ、祝い事、正月料理として食されたとされる郷土料理なんです、私が小さい頃昭和の32年生まれ小学2年ころまで冷蔵庫とかない時代、食べるものも昔のまま、いろんな干し物、漬物などみな自家製であった、近所の畳屋さんに同級生がいてその家には小さな沼があって年に一回ほど沼の泥払いなのか水を抜いて掃除します、そのとき川魚を採って燻製とかにしてました鮒とかナマズとか串にさしてあってストーブの火でじっくり焼いていたり燻製であったり家の中には独特の川魚の匂いが充満する、しかしこのむくり鮒川魚の臭みは全くなく、カリッとしてほどよい甘味で日本酒によく合います。

2019.10.29:li-no2:[菜園・食・花]

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