マルバダケブキは和名で”円葉岳蕗”と書く、葉がフキに似ていて円く、山岳地に生えることからついたもの。山地帯上部~高山帯下部のやや湿った草地や林縁に生え、高さ0.4-1.2mになる大型の多年草。昨年、浄土平から谷地平に登山した折に谷地平ではよく見かけました。天元台高原側ではあまり見かけない花であるが、第一リフト下にポツンと咲いている。花は終わりかけて、ふもとは暑い日がつづいているが、高原は夏の花から秋の花へと季節の代わりを感じます。
天元台高原のゲレンデにはびこるクロヅルは刈り取りしようとするとツルが足に絡まり、非常に厄介な植物、赤褐色で、クロヅルとはいえない。花も葉も枯れて古くなると多少紫がかった褐色あるいは灰色になることから、クロヅルと呼ばれるという説もあるが、詳細は不明らしい。ニシキギ科のツル性植物。深山の林縁や日当たりのよい櫟地に自生し、夏に花を咲かせる。ゲレンデにはびこり他のものを排除しようとする、ヤマハハコにヨツバヒヨドリと共存はしないようでどうもクロヅルが強いようだ・・ゲレンデ草刈りの厄介者だが花はいい感じに咲く
天元台高原の第一リフト付近はヤマハハコが咲きました、第二リフトから第三リフトの1820m付近でもつぼみが膨らんできました。ヤマハハコは日当りのよい山野の草地などに生え、茎の高さは30~70センチで群生する、枝先の散房状花序に、直径7ミリほどの黄色の頭花を多数つける。和名は、山地に生え、ハハコグサに似ていることに由来するという、ゲレンデで群生するモミジカラマツが咲き終わるとヤマハハコの白に代わる・・ヤマハハコに代わると高原は秋の気配を感じます・・
天元台高原の第二リフト下に看板付きで見れるヤマブキショウマです、このショウマと名がつく山菜にサラシナショウマ、トリアシショウマ、ヤマブキショウマがあるとあります。亜寒帯に分布し、自生しています。バラ科の多年草で、草丈は30~80cmに達し、6~8月頃に白い花が咲きます。若芽は茹でた後に水にさらしてあく抜きして、お浸し、和え物、煮物などいろいろな食べ方があり、おいしい山菜とされていますとありました。地方によってはトリアシと呼ばれてたり、イワダラ、ジョンナと呼ばれてもいます。