私の好きな、漫画本は”西岸良平”さんの『鎌倉物語』と『夕焼けの詩』『たんぽぽさん』で他のも含め作品は全巻揃えている、他に”釣りバカ”とかありましたが西岸さんの作品だけは捨てないで持っている、特に夕焼けの詩はなんか絵を描くとその影響がまんま出てくるようになっている・・東芝日野入社が1975年昭和50年その年11月に1巻が発行されているがその時はまだ知らない・・そして東芝小向に宇宙事業部が1977年にできて日野市から川崎市に移動する・・せっかく慣れた日野市から川崎市に移動して、初めは友達もなく川崎のイメージがそんな良くもなく初めはやだなーと思いつつ小向の最寄り駅、南武線鹿島田駅前商店街にある本屋に立ち寄るようになって・・そこで偶然、夕焼けの風景を描いた表紙の本が目に入り好きになる・・1977か78年頃のこと、まだそんなに売れてないのか?なかなか西岸さんの本を探すのは大変だったような気がする・・そして映画化2005年TV放映が2006年、2007年映画2作目、2012年1964年東京オリンピックを舞台に3作目が映画になり、あれからもう10年経つ西岸さん人気が出たのがとてもうれしかったのを思いだします。
萠展に向けて
現役時代は都会生活でした。相模原市に住んで長男に娘も大学生になったのが44歳、子供も高校あたりから一緒についてくるということも無くなり、休みも暇ができてきて、ああ・・子育ても終わったなーと感じました、なにか始めないとと思い、絵を描くのが好きだったので、基礎から学ぼうと習い事を初めたのがこの頃、相模原市には女子美の大学があり、その周辺に絵画教室がいくつかあります、女子美目指す高校生、リタイヤして趣味でお絵描き旅行する人なんかが来ていた・そこで月4回ほど鉛筆デッサンから絵の基礎を学んで・油絵の基礎まで習ったあと、相模原市が主催している絵画グループに入り、あれから20年経ちました、毎年町田の国際版画美術館でグループ展しますが、一昨年はコロナで美術館が閉鎖で開催不可能に、昨年は開催できましたが東京はコロナ蔓延で私は県外者で都心行きは断念しました・・今年こそ参加しようと作品つくり開始です、2年参加してないけどキャンバス作っただけでみな未完成です。。5月の連休開催なんで今から少しずつ製作開始です・・昭和の思い出・・”むかさり行列”をテーマに制作中です・・思えば、私が小学生の低学年までは近所のお姉さんが花嫁姿で家から出ていく光景を見ることがありました、『無家去り』と書いて”むかさり”昔は自分が生まれ育った家を無くして去っていく・・白無垢で真っ白な状態から嫁いだ家に染まっていく・・初めはもちろん自分をころして、角は隠しておとなしくだそうです、昭和の30年代まではそんな感じだったんでしょが、いまは違うね・・昔はむかさりだよーとか言って近所の人が総出で見ていたものでした・・子供心にあのおねえちゃんがお嫁さんになるだーと見ていた記憶があるが小学生の高学年5年生頃には家から花嫁姿で出ていく光景は見なくなりました・今年こそ山塊でまずは、”むか去り”として4作品構成で”別れの挨拶””晴れの日の行列”、”式の帰り道””新郎新婦”と題して作ります・・他に上杉鉄砲隊