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SALAN サーランとKARI

この前、古くからといっても3年位かなの料理教室に来てる持立さんと久世さんに山形に来てから書いたJAY通信をプレゼントした。それらのインド料理の話を書こうかと思ってみました。

【インド料理のちょっとだけ専門用語】

第1回目はSALAN。
サーランは北インド地方ではカリーに匹敵する料理で現在北インドの地方のカリーと言われているものは、ほとんどがサーランなのです。現在はカリーと名前を変えてしまったサーランもありますが、サーランという名前でのこってる地方もあります。

パキスタンにもサーランはありますし、カシミールにもサーランはあります。イギリス軍が北インドまで侵略してきた時、我々の伝統あるサーランを、ムルグサーランを、ムルグカリー。ジンガサーランをジンガカリーと嬉々として言っている若い人々がいるが何と嘆かわしいことかとい話も現在まで伝わっています。

元々、カリーという語句は南インドの言語であり、”おかず”という意味があったといわれています。だから、スープはカリーの範疇には入らない。という話になります。

仙台あちゃーるさんの料理教室

あちゃーるさんの料理教室も今日終わると後1回のみ。気を入れてやるぞ。と、この前の山形の料理教室もそうだが、あちゃーるさんの料理教室もピヤーズ(玉葱)はあまり使わない。山形の場合は750gスライスで炒めたのだが、あちゃーるさんの教室では100gだけ。来月の12回目もピヤーズは使わない料理ばっかりで最終回を迎えることになる。

インド料理はカリー。カリーは玉葱等という人達には絶対食べさせたくない美味しい料理なのだ。この教室に来ない人達にはわかる術もない話なのだが。インド料理の奥深さを覗いてもらおうということです。美味しいインド料理は美味しいということで。

明日は仙台料理教室

明日のあちゃーるさんの料理教室の準備をするため、いつものようにまわって店へ。用意が終わり、病院へ行き、アパートへ帰る。少し、ほんの少しだけ部屋を片付ける。

ここんとこ店へ客は来なくてもインド料理教室でインド料理漬けなので嬉しい限りだ。明日の料理は、

1.タリーマッチリー
魚の揚げ物。魚の切り身にレモン汁とコショウをふりかけておき、それをベーサンの衣をつけ油で揚げたもの。

2.ナワビーグール
ナワビーとは貴族という意味で貴族風ダール料理という訳です。生クリームを使ったりケーサルで香りをつけたり飾り物はバラの花。勿論食用。銀箔も使う。

3.キーマプラオ
ラムの挽き肉をごはんと一緒に炊きこんだご飯料理。これも宮廷料理。

4.セレリードウルル
セロリを煮込んで作った漬けもの状のもの。

材料が細かく種類が多く大大変。何とかがんばって用意した。明日の料理教室のため、今日はお休み少し身体を休めた。飲みにはいかない。

山形料理教室は早かった

  • 山形料理教室は早かった
今日の料理教室の用意。いつもなら多田君が手伝いに来てくれるのだが、忘れたみたいで昨日は来なかったので1人で用意したら、やはり2時間以上かかり、12時すぎてしまった。でも今日の料理は美味しいからいいやと思う。朝は店でVegetarianの仕上げをし、2時近く店を出て会場へ。

今日の料理、宮廷料理は時間がかかったが4時には食べ始め美味しい美味しい。バランスがとれた4品でヤレヤレでした。中1日おいてあちゃーるさんの料理教室ということで。。

明日は山形の料理教室

明日は山形の料理教室、もう中級の23回目。東京は生徒さんが4人だけだったが、山形は9人となった(来月は1人減るが)。

23-1 マライムルグ 生クリームを使った鶏料理
鶏を牛乳で煮て小さく切り、バターで炒めたピヤーズや揚げておいたレーズン、アーモンドと牛乳と玉子の黄身を混ぜあわせ、キャセロールに鶏をひきピヤーズとレーズン、アーモンドをのせ、鶏をのせ、ピヤーズとレーズン、アーモンドをのせ、オーブンで焼いたもので、宮廷料理なのです。

23-2 サーゴ
かぼちゃの料理で、油の中にダールとマサーラーを加え炒め、ラハサンとダニヤー、ズィーラー、ハルディーを加え、かぼちゃを加え、熱湯を加え煮ていき、最後にナーリヤルを加えて香りを移した南インド料理。

23-3 ポンガルライス
南インドのポンガル(祭り)の時食べるご飯。ナッツ入り。

23-4 キーラライタ
きゅうりのヨーグルトサラダ。

今回も4時半位までに出来てると思う。まずは材料の準備をしなければ。