『聖者たちの食卓』

昨日お休みだったので『聖者たちの食卓』を見てきた。
ドキュメンタリーで余計な説明はなかったが、出来上がった料理をアップでとらえてくれればいいのにと、インド料理とかかわっているものは思った。
パンフを見ると、料理人だというフィリップ・ウィチュス監督が豆のカレー料理の説明してて、ギィーの中にフェンネルのホールを使っていき、(スターターとして使っているのだが)フェンネルをそのように使うなんてありえない話であり、手元にある
1 Punjabi Khana, TARLA DALAL
2 Punjabi Khaana , Nita Mehta
3 Punjabi Khaana, Nita Mehta
4 VEGETARIAN Punjabi, Nita Mehta
5 The Food Trail of PunJAB Yashbir Sharma
6 Punjabi Subzis, TARLA DALAL
7 Punjabi Recipes, Nita Mehta
これらの本で調べても、フェンネルをスターターに使うやり方はなく、ブラックズィーラー=シャヒ・ズィーラーを使うやり方しかなく、こんな変な情報はいらない。
このパンフを見ると大勢の料理、300~1000人の料理を作るのが素晴らしいという人たちが多いが、きちんとした料理が出来てない人たちが多量の料理を作ったって食べる方は大迷惑。
そんな料理に限って誰かが美味しいというとみんな揃って美味しいと言わないといけない状況になってしまう。料理を作ってる人間は多量の料理を作ってるということだけで変な達成感だけ持たれても困ってしまう。
それより、きちんと美味しいものを提供したいという達成感を持とうよ、料理人なら。
2014.11.19:jay:[インド料理のあれこれ]