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ミルカシン

ランチは病院へ行かなければならずお休み。
7時50分まで客を待ってたけど誰も来ず、
明日まででおしまいの”ミルカ”を観に行った。
7人くらいしか観てなかったが、おもしろかった。
店のDVDでも観てたが、やはりすばらしい映画だった。
2015.05.20:jay:[インド料理のあれこれ]

手間をかけすぎる悪い傾向?

昨日までガラムマサーラーの話を書いたが、誰がガラムマサーラーをガラムマサラと書いたとか、”辛い混合スパイス”と書いたとか、資料としてすべてとってあります。まあ使い道もないだろうけど、そんなこと書いた人も死んでしまってるだろうし、(いや、長生きかも…)
インドのことで解かんないことがあったら、私はまず辞書を引いてみます。
ヒンディーの辞書を。
又、パンジャーブのことなら、パンジャーブの本にあたってみる。それも1冊では駄目で何冊かの本でようやく確信がつかめてくる場合もあります。
私の場合は本はやはり必要。
松山さんの影響で表を作るのも楽しい。いろんなことが見えてくるから。
時間がもっとあれば、いや、客来ないんだから、ある筈なんだけど。
今月のジャイの日の料理を何処にするか、早く決めなければ。メンバーが少なくなったとしても手は抜けず、逆に手間のかかる料理を作ってしまう悪い傾向(よい傾向かな)があるので、気をつけましょう。
2015.05.19:jay:[インド料理のあれこれ]

ガラムマサーラーのこと

日本で売られているガラムマサーラーは内容を見ると赤唐辛子とターメリックも入ってる。香りのスパイスとは言えないだろうと思える。
さて、私が作ってるのを教えると、
GARAM MASALA
1.ダニヤーシード 大4
2.ズィーラーシード 大2
3.ゴールミルチ 大1
4.イラーイチー 小1(皮を取り除いたもの)
5.ダールチーニー 7.5cm×4本
6.ローング 小1
7.ジャイファル パウダー 小1
 1~6までを乾煎りしてすりつぶし、その中にジャイファルパウダーを加える。

私のガラムマサーラーはほとんどこのレシピと同じです。
空煎りしてすりつぶしジャイファルを加え密封容器に入れておけば2ヶ月はいい香りは確実です。
作ってみてください。
2015.05.18:jay:[インド料理のあれこれ]

ガラムマサーラーのこと(3)

ガラムマサーラーと同じようなもので、カシミールではマサーラーケーキというものもあります。ベラマサーラーとしても知られています。前に記したムガライスタイルのガラムマサーラーもあり、パンジャーブのガラムマサーラーでも、バラの花びらが入ったガラムマサーラーもあります。
次に、実際のガラムマサーラーの配合を
(1)ムガライ ガラムマサーラー
  1.バリーイラーイチー 1/2cup またはグリーンイラーイチー 1/3 cup
    (さやから外したもの)
  2.ダールチーニー ステック 7.5cm×3本
  3.ローング 大さじ1
  4.ゴールミルチ 大さじ1
  5.ジャイファル パウダー 小さじ1.5 
    1~4はすりつぶし、5はパウダーで混ぜ合わせる。(加熱してない)

(2) ガラムマサーラー
   1.バリーイラーイチー大3 またはイラーイチー 大2
   2.ダールチーニー7.5cm×3
   3.ローング 大1
   4.ゴールミルチ 1/4cup
   5.ズィーラーシード 1/2 cup
 6.ダニやシード 1/2cup
    乾煎りして すりつぶす

2015.05.17:jay:[インド料理のあれこれ]

ガラムマサーラーのこと(2)

ガラムマサーラーは、ムガライ料理には欠かせないスパイスでもあり、、ムガライスタイルのガラムマサーラー等もあります。
20年くらい前、その時英語のインド料理の本だけで284冊持ってたので、その中のガラムマサーラーがどんなスパイスを使ってるか、表にした。
1メーター以上の巻物状態が出来たが、284冊の本の中でガラムマサーラーが出てきたのは162回、いや162種だけだった。
南インドではあまり重要ではなかったのだった。
今は何処でも使われているが、162種のつくり方(同じものもあるが)赤唐辛子が使われているのは2種しかなかった。
勿論、ターメリックは皆無。
即ち、カレー粉から、赤唐辛子とターメリックを除いたスパイスの混合物なのです。
2015.05.16:jay:[インド料理のあれこれ]