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11月の体験学習室

  • 11月の体験学習室

11月の体験学習室についてお知らせいたします。

季節企画は「七五三」(10/27(金)~11/23(木祝))です。
造形体験は「すてきな型絵染」(10/27(金)~11/23(木祝))です。

「渋紙」「洋型紙」という、水をはじく紙を使って作った型紙をはがきにのせて、切り抜かれているところにはけで絵具を刷り込みます。これを「合羽刷り(かっぱずり)」(西洋では「ステンシル」)といいます。
今年は型紙の持ち帰りはできませんが、その代わりたくさんの種類の型紙を用意しています。
ぜひ何度でもお越しください。

※ご利用の際は感染予防にご協力ください。
※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。
※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。
※10月27日から定員を20名にいたします(以前は15名)。混雑時はお待ちいただくこともございます。

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。

2023.10.26:denkoku:[体験学習室]

令和5年度 上杉文華館「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」⑧

  • 令和5年度 上杉文華館「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」⑧

令和5年度の上杉文華館は「上杉家歴代の文書管理と歴史編纂」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 上杉文華館では、国宝「上杉家文書」を毎月入れ替えながら常時展示しています。上杉家文書は、江戸時代以降に行われた文書の管理や歴史編纂を通じて、中世以来の上杉家の由緒や権威、特定の当主の事績を示す文書が収集、選別され、移動や変化を続けながら、現在の構成(2018通、4帖、26冊、保存容器として両掛入文書箱、精撰古案両掛入文書箱、黒塗掛硯箱、赤箪笥 乾・坤2棹、附として歴代年譜325冊)になったことが明らかになっています。

 また、「上杉家文書」とは別に「上杉文書」と呼ばれる藩政文書を中心とした1万点弱の史料群があり、米沢市では令和3年度から文化庁の「地域活性化のための特色ある文化財調査・活用事業」の補助を受け、調査に取り組んでいます。その中核は文書管理や歴史編纂を担った、江戸時代の御記録方や、近代の上杉家記録編纂所総裁伊佐早謙の関連文書です。上杉文書には、国宝「上杉家文書」を深く理解するための手がかりが、豊富に含まれています。

 今年度は本調査事業の成果を活用して2つの史料群を紐解きながら、江戸時代から近代にかけて、文書の具体的な管理方法と歴史や記録の編纂事業、その背景にある藩政の状況や世情をご紹介します。永年にわたり文書を守り伝え、活用してきた人々の営為にご注目下さい。

「上杉文書」調査の詳細はこちら

 

《治広と寛政の改革》

展示目録はこちらよりご覧ください。

 

【展示期間】10月26日(木)~11月21日(火)

 

 上杉鷹山は天明5年(1785)に隠居し、治広(8代藩主重定の3男)が第10代藩主となります。天明年間には相次ぐ天災と飢饉、改革を主導してきた鷹山と重臣竹俣当綱、莅戸善政の隠居などにより、積極的な産業振興に代表される改革は一旦中止、縮小されます。寛政3年(1791)になって、鷹山の後見を受けた治広のもとで、隠居の身から呼び戻された莅戸善政が主導し、再び改革が始まりました(寛政の改革)。改革の内容は財政の再建、農村の復興と人口増加、産業の振興と領民への教諭、教育と武備の充実など多岐に渡ります。御記録所による重要文書の管理体制強化も、鷹山治世下の事業を継承、発展させた改革の一環と言えるでしょう(資料3)。鷹山から治広の治世下で御記録所の管轄下に置かれた文書や作成された記録が、「上杉文書」の一つの核となっています。

 今回、国宝「上杉家文書」からは、寛政6年(1794)の上杉顕孝死去に伴う、重臣間の書状(資料1)と、鷹山と重臣の議論(資料2)をご紹介します。顕孝は鷹山と側室お豊の方との間に生まれ、天明2年には治広の正式な後継者(世子)となります。寛政4年に江戸に登り今後が期待されますが、寛政6年正月に死去しました。その後の対応を巡る上記の資料からは、隠居後も鷹山が藩政改革に強く関与した様子がよく分かります。

 

▼ コレクショントーク

 日時:10月29日(日)  14:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※参加には入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.10.26:denkoku:[博物館情報]

【国絵図をたのしむ⑥】

  • 【国絵図をたのしむ⑥】

〈調査・撮影の一齣〉

「出羽一国御絵図」の調査・撮影は、

職員皆で広げたり、持ち上げたり、非常に大がかりでした。

280枚以上の和紙が貼り継がれ、大変な労力が注がれています。

国絵図の“のりしろ”にも注目しながら、じっくりと鑑賞ください!

 

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.10.17:denkoku:[博物館情報]

【国絵図をたのしむ⑤】

  • 【国絵図をたのしむ⑤】

〈巨大な絵図の全貌〉

現在開催中の特別展は、上杉文書調査事業の成果を反映しています。

「出羽一国御絵図」は一辺が5m以上に及び、

その巨大さは見応え十分!絵図の中には、今にも残る地名が数多くあります。

馴染みある地名を探しながらお楽しみください!

 

 

上杉文書調査の詳細はこちら

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.10.17:denkoku:[博物館情報]

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示のお知らせ

  • 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示のお知らせ

10月7日(土)~11月5日(日)の期間、常設展示室内の上杉文華館にて

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※特別展「上杉氏と国絵図の世界」のチケットでご覧いただけます。

展覧会詳細はこちら

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

2023.10.04:denkoku:[博物館情報]