「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」では
体験学習室で「スタンプで浮世絵」を開催中。
北斎の「神奈川沖浪裏」や広重の「木曽街道六拾九次」の旅するおじさんたちを
スタンプで楽しむことができます。
『見当』の意味も体感できます。
残すところあと3日!是非お越しください。
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【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001
「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」あと3日余りとなりました。
展示を楽しんでいただくためのクイズシートに登場しているのは、当館の教育普及キャラクターぷち、はな、ぴよ。
広重と話したり、五十三次の旅に出かけたりしています。
ぜひ手に取って、展示をさらに楽しくご覧ください
「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」 東海道の旅、
大井川は川幅広く、流れも早いため、人足を雇って渡してもらう難所。
女性をのせる人足はやけにきりりと張り切った表情。
一方関取をのせた人足はなんだかへこたれています。
「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」後期で見逃せないのは、広重の雨の表現のいろいろ。
ざあざあぶりの雨は、線の角度が異なる2種類の版木で。
亀山にはぽつぽつ大粒の雨も降り出した。
暗闇の白い雨の線は、凸版で表現。
線の本数や角度だけで雨の量や強さを見せるそのセンスにしびれます。
「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」後期もあと九日となりました。
正月二日の夜、
宝船の絵を枕下に敷いて寝ると吉夢を見ると信じられ、
新年の運が開けるとされました。
庶民の祈りが籠る浮世絵です。
災害、事故にあわれた皆様の一刻も早い回復をお祈りいたします。