謎の老婆と恵林寺【甲州市 恵林寺】

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風林火山」といえば…武田信玄。

その武田晴信(信玄)の菩提寺でもある夢窓国師によって開かれた
臨済宗妙心寺派の古刹『乾徳山 恵林寺』

有名な歩くと音が鳴る「うぐいす廊下」があります。

天正10年4月3日、天目山の戦いで武田氏が滅亡した後に恵林寺に
逃げ込んだ六角義弼の引渡しを寺側が拒否したため、怒った織田信長軍
に和尚をはじめ約100人の僧侶らが焼き討ちにあった。

この際、快川紹喜(和尚)が燃え盛る三門の上で
「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」
と偈を発して焼死したことで知られる。

その恵林寺境内にあるこの灯篭



老婆がしきりに通りかかる人に話しかけますが、
大概の人は怪しがって素通りしている。
確かに、言葉は聞き取りにくく『大丈夫か?この人』
って思われがちである。

なぜか私はたまたま近づき耳を傾けると・・・

「灯篭は12基あり、それぞれが十二支を表している。
 自分の干支の灯篭に触れ願をかけるとよい。」

いったいこの老婆は何者!?
灯篭の精??

確かに灯篭の舌には十二支の彫り物が・・・
私は見た目も似ている「卯」なので触れて、
武田信玄も思ったであろう心に秘める願をかけ祈る。



実は、この老婆と話したのですが以前に長年恵林寺の
清掃員をしていたらしい。
そこでいろいろこの寺にまつわることを聞いていたとのこと。
しかし、この灯篭のことを知る人はあまりないとかなんとか…


不思議な老婆は毎日恵林寺にいるのだろうか?
そして、私の願いは叶うのだろうか??

恵林寺
住所:山梨県甲州市塩山小屋敷2280
電話:0553-33-3011

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