歴史が伝えるイメージに合う信玄の姿です！
信玄公に限って、カッコよく描いてくれ、作ってくれとは言わない
と思います。キムタクみたいに描かれたら腹が立つでしょう。
カッコよく描かれるのは悲劇、悲運の男でよい。
カッコよく描かれて、或いは作られていたら疑うのがいいですね。
大抵、後世の絵師、彫り物師がイメージから作っているはず。
しかし例外があります。例えば興福寺の阿修羅像。あの特徴ある
しかめツラは実在モデルを写したのではないか。
さらに著名な高僧の像は、特徴あり美男とはいいがたい姿が多い。
昔から写実力がある「芸術家」はいた。筆による写実は難しいが、
像なら立体写真のように写せたのではないか？
武将に姿を写す間、動かないでいて欲しいとは言いがたい。
出来が気に食わないと、武将の鞘から刀が飛び出てきかねない。
高僧は出来を気にしない。じっと瞑想しているのは苦にならない。

ま、ビジュアルなものを最優先するのは、陳腐でもありますが、
人の常ですね。

カブトガニっぽいですね！

これからは写真やデジタルの画像が残るわけですが
それだって修正かけて手直ししたものが後世に引きつがれるのでしょうねぇ。

遺影用の写真も結構修正してありますもんね（笑）