30年って短くない?

こんな記事がありました。

 築30年以上を中心とする老朽マンションについて、
  政府は基本的に建て替えを推進していく方針を固めた。
 大地震などの被害を最小限に食い止めるのが狙い。今秋から、
 建て替えの障害となっている要因などについて、初の本格的な
 実態調査に乗り出す。調査結果は、建て替えにかかわる区分所有法の
 見直しの検討や、今後の建て替え支援施策に反映させたい考えだ。

 築30年以上のマンションは現在、全国に約1万棟、約56万戸あると
 推計されている。老朽化が進んでいるものも多く、阪神大震災級の地震に
 襲われた場合などは、倒壊の危険性などが指摘されている。

 国土交通省によると、阪神大震災の被災マンションの建て替え
 (計105件)を除けば、今年3月末現在で、建て替え工事が
 実施されたのはわずか106棟。実施中か準備中は32棟にとどまって
 いる。調査は、法務省と国土交通省が共同で行い、2年間の予定。

 <ところどころ省略> 

(2007年8月31日14時33分 読売新聞)

 
30年程度で建替えって…マンション寿命は一般住宅と同じぐらい?
コンクリート造にしては短すぎる寿命。
今のマンションなら50年はもつのだろうか?

30年前、その当時の耐震計算でOKってことで建てたが不具合が
生じているのだろうが、・・・ということは、この先も同じように、
予想外のことが起きる可能性

なぜにマンションを建てるのか?
それは簡単。都心部の土地は異常に高いし、一極集中のために土地がない。
小さな土地にたくさんの住戸を確保するには上に行くしかないわけで・・・
だからマンションになるわけです。
土地が住戸面積で按分になるので土地代が安く済むわけです。


でも・・・都心で戸建は買えないのでわかるが地方は??
地方の主要都市中心部では同じことはいえるのだろうけど
東北では仙台とか都市の中心部のごく一部の様な気がする。

仮に、3,500万のマンション。
通常、マンションは建替え時に新築価格と残った残価値との差額を負担。

30年後の物件価値は低いだろうから、マンション寿命を40年
とすると・・・2割5分残(きっともっと少ないはず)として

3,500万の2割5分=875万(残価値)

自己負担2,625万。
実際、この費用負担問題で建替えが難航しているところが大半だろう。

都心でも費用捻出問題で建替えに苦労しているのに、
土地の担保価値が低い地方で簡単には建てられるわけがない。
先は確かにわからないが・・・あまりマンション業者に
踊らされないように注意することも必要なのかぁ~と思ったり。

終の棲家ではなく一時のものと考えて時期をみて
転売するのが賢い方法なのかもしれません。

あとは・・・今後の地球との勝負だな!
「地震、雷、火事、親父」の4大災害のうちの「地震

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