我が家のネムノキの花、昨年は6月26日の数日前に咲く、今年は6月28日に咲いたのを確認したその前の年は7月2,3日頃だった・・和名の”ねむのき”は、「眠る木」を意味している、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来。もう今日から7月です、早いですね・・小さい頃は・もうすぐ夏休みになる!という高揚感、ウキウキでしたねなつかしい小学生の頃・・蝉とり、魚釣り、川遊び、海水浴と・・近所の同級生のいた中華そば屋さんで食べるかき氷・・小学生だったころはねむの木咲くのはもっと後だった、今は6月末に咲くようになってますね・・
コマクサ(日光白根山)
6月28日日光白根山へ行ってきた・・高山植物の中で「高山植物の女王」として知られるコマクサ(駒草)・・見てきた・・他の植物が生息できない砂礫地に単独で自生し、美しく可憐なピンクの花を咲かせる孤高の姿は女王の名にふさわしいと思いますね。
花季は1~2ヶ月と長いことも他とは異彩を放っている。可憐な姿とは裏腹に生命力に溢れその根は地中深く・広くまで伸ばしている。痩せた土地で水や栄養分を取るためだけではなく、雪解け水などで砂とともに流されないためでもあるというのです。細かい葉は、空気中の水分を集めるため、そして霧などから水分を集めて根元に補給するのだという。
岩手山、八ヶ岳、蓮華岳、大雪山系、秋田駒ヶ岳、蔵王、乗鞍岳などで観られ平成24年に
日光白根山に生育しているコマクサのDNA分析結果についての資料を見つけた
以下抜粋:日光自然環境事務所では、日光国立公園日光白根山に生育が確認されているコマクサの由来を 明らかにするため、日光白根山の4地点計16株及び尾瀬国立公園燧ヶ岳の5株のコマクサ試料 を採取し、DNA分析を行った。なお、DNA分析作業は、金沢工業大学ゲノム生物工学研究所 堂本光子准教授に依頼した。 最終まとめは以下の通り
①ロックガーデンの赤花のコマクサ及び④前白根山の赤花のコマクサは、草津白根山に自生す るコマクサと塩基配列が一致しており、ヒアリング情報の通り、移植したものが繁茂した可能 性があると推測される。
①ロックガーデンの桃色花のコマクサ及び③白根山砂礫地の桃色花のコマクサの一部は、蔵王 に自生するコマクサと塩基配列が一致しており、蔵王山由来のコマクサが移植された可能性が あると推測される。
②奥白根ガレ場の桃色花のコマクサ及び③白根山砂礫地の桃色花のコマクサの一部は、現段階 で明らかになっている全国の自生地のコマクサとは塩基配列は一致しなかった。なお、この地 点については、園芸種の種子を播種したというヒアリング情報があった。 ・今後の課題としては、特に、自生地の蔵王山のサンプル数の増加と、②奥白根ガレ場及び③白 根山砂礫地の桃色花コマクサの由来検討が挙げられる。
ミヤマカタバミ(天元台)
山地の木陰に生え、葉は3枚、ハート形でかわいい花です。小さな白い花を1個付ける。その葉や茎には、シュウ酸を含んでいるため酸味がある。疲れた時にカタバミの葉を噛むと、酸味で刺激され元気回復になる・・我が実家の家紋はカタバミに剣である、平地で見るカタバミ類と区別するため「深山(みやま)」。カタバミの葉は、日が陰ると折りたたみ、片側が食われたようになることから「傍食(かたばみ)」とある、ハートが3つ合わさった葉の意匠がすてきなカタバミ。種子繁殖も旺盛で、根絶できないほどの生命力を持つカタバミは、家族がつつがなく繁栄し、お家が断絶しないことを象徴すると考えられてきました。