1.液肥散布作業を開始!
令和4年4月18日、豪雪の影響で例年になく残っていた ながめやま牧場の雪も、やっと消えました。ようやく液肥散布作業が開始できそうです。
2.放牧が始まりました
令和4年5月、このところの温暖な天候で、牧草もだいぶ伸びてきました。
1.「山形県環境保全推進賞 山形県知事賞」受賞!
令和3年12月22日、山形県環境保全推進協議会様より「令和3年度山形県環境保全推進賞 山形県知事賞」をいただきました。
この賞は、県内企業又はその従業員の環境保全に対する取り組みを「山形県環境保全推進賞」として山形県環境保全協議会が表彰するもので、社会全体の環境保全意識の高揚を図っていくことを目的としておこなわれるものです。
2.「バイオマス産業都市推進シンポジウム」にて事例発表
令和4年2月4日、「バイオマス産業都市推進シンポジウム」において、事例発表をおこないました。
7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が共同で取りまとめた「バイオマス事業化戦略」(2012年9月6日バイオマス活用推進会議決定)において、地域のバイオマスを活用した産業化等を推進するとされたことに基づき、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の構築が進められており、現在97地域が選定されました。
このシンポジウムは、バイオマス産業都市の構築を推進するため、最新の政策動向や取組事例を広く周知・広報しバイオマス産業都市の普及を行うとともに、バイオマス事業を取り巻く課題や可能性について情報の共有化を行うことを目的として開催されたものです。
3.「再エネ活用法勉強会」にて事例発表
令和4年2月10日、農林水産省 令和3年度農山漁村6次産業化対策事業のうち持続可能な循環資源活用総合対策事業地域資源活用展開支援事業としておこなわれた「農林漁業における再生可能エネルギーの活用方法勉強会」において、事例発表(テーマ:畜産農家における排せつ物の処理・活用)をおこないました。
この勉強会は、農山漁村における再生可能エネルギーの地域内活用について、活用事例と検討のポイントを紹介し、導入の検討(可能性の検討含め)を前向きにお考えの農林漁業関係者を支援するためにおこなわれているものです。
4.「脱炭素チャレンジカップ2022」にて「審査委員特別賞」受賞!
令和4年2月15日、(一社)地球温暖化防止全国ネット様より「脱炭素チャレンジカップ2022」において、「審査委員特別賞」をいただきました。
この賞は、多種多様な団体(学校、企業、自治体、NPOなど)が日々取り組んでいる脱炭素社会の構築につながる活動を発表することにより、取り組みのノウハウや情報を共有・発信し、さらなる連携や意欲を創出することで、豊かな脱炭素社会の未来を創造する「場」となることを目指すために行われているものです。
5.「日曜報道 THE PRIME」にて取り組み紹介
令和4年3月27日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」において、弊社の取り組みが紹介されました。
番組は、コロナ感染拡大により畜産業の人材不足が懸念される一方で、ふん尿を集める作業を軽減し、バイオガス発電で再生可能エネルギーを生み出し地域に還元するという試みを題材に、日本の畜産農家を取り巻く現状と未来を読み解くため企画されたものです。
取材日以降の電力需給のひっ迫を受け、内容に電力確保の視点を加え放送されています。
昨年のバイオガス発電所竣工式以来、約1年ぶりとなってしまいました。
その後の状況をご報告します。
1.2020年10月29日、本格稼働(FIT売電)開始!
約1ヶ月の試運転を経て、10月29日より本格稼働(FIT売電)を開始しました。
発電量は、売電開始当初、約150kWhでしたが、現在は約250kWhになっています。
予定より少ない発電量ではありますが、安定して発電しています。
2.2021年4月、液肥散布開始!
ながめやまバイオガス発電所では、電気と熱以外に消化液(液肥)と固分
(敷料として利用)が生産されますが、その消化液をこの4月より液肥として
散布開始しました。
貯留槽から汲みだした液肥を散水車に詰め、散布場所まで運び、クローラダンプに
詰め直し、散布します。
こんな感じで散布しています。
液肥は、後ろの青いホースから散布されます。
既存の液肥散布車では私たちが考える散布に合わなかったので、弊社で改造したものを
使用しています。
このほかに、6月からは発電所駐車場内に「液肥無償スタンド」を設置し、住民の方に
液肥の無償提供を始めました。
まだまだ液肥としての効果は未知数ですが、早速、興味を持たれた方がご利用されています。
お近くにお住まいの方は、家庭菜園に、庭の花木に、バイオガス産液肥いかがですか?
完成を待ち望んでいました「ながめやまバイオガス発電所」が
7月17日(金)に無事、竣工を迎えました。
本来ですと、お世話になったたくさんの関係者の皆様に
ご出席いただくところですが、今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため
限られた方々での竣工式となりました。
完成した施設のご紹介です。
<ピット>
<原料槽>
<原料受入棟>
<発酵槽>
<脱硫装置>
<固液分離棟>
<貯留槽>
<発電機>
現在は、牛ふんを加温し発酵させることでメタンガスを発生させ、
さらに副原料を少量ずつ投入し、メタンガスの濃度と発生量を高めているところです。
順調にいけば、9月中旬頃には発電ができそうです。
新年度が始まりました。
しかし、新型コロナウイルス蔓延による感染への不安や自粛要請は、
私たちの生活にも影響を及ぼし、新たな始まりの季節にもかかわらず、
閉塞感が漂っています。
県内では毎日感染者が増え続け、とうとう飯豊町でも確認されました。
幸いなことに、当現場では現在、確認されておらず、
完成を目指し、今日も着々と工事が進められています。
それでは、進捗状況です。
<2020年2月18日> 原料受入棟
<2020年2月25日> 原料受入棟 機械設備搬入
<2020年2月26日> 原料受入棟 コンクリート打設
<2020年2月29日> 原料受入棟内部
<2020年3月6日> 原料受入棟 機械設備設置
<2020年3月17日> 原料受入棟 機械設備設置
<2020年1月17日> 発電機 現場着
<2020年2月4日> 発電機 基礎工事開始
<2020年2月13日> 発電機 基礎工事
<2020年2月15日> 発電機 設置
<2020年3月19日> 発電機 付属品設置
<2020年1月17日> 牛舎ピット 配管取付
<2020年1月23日> 配管状況
<2020年2月29日> 配管状況
<2020年3月2日> 配管状況
<2020年3月7日> 配管状況
<2020年3月10日> 中継ピット
5月からの試験稼働に向けて急ピッチで進む工事。
このままコロナウイルスから免れ、完成までこぎつけたいものです。