1986年(昭和61年)9月5~6日に長井線沿線の全駅舎が撮影された写真帳が保存されていました。屋根や壁等の腐食状況のコメントが記載されています。昭和61年10月は、第三次特定地方交通線として長井線の廃止が決定され、昭和62年4月には国鉄から東日本旅客鉄道が承継。さらに翌昭和63年10月25日に山形鉄道フラワー長井線が開業しました。これらの写真は国鉄時代の最後の駅舎風景といえます。順次ご紹介していきますので、30年前の匂い(!?)を感じてください。【写真提供 山形鉄道(株)】
屋根が瓦屋根であり、一部をトタンで補修しているように見えます。駅名の看板が超大きい。窓はサッシですが、腰板部分は木製になっています。平成23・24年の改修前には、腰板部分はトタンでしたから、その後にトタン張りにしたと思われます。駐輪場が賑わってます。ママチャリが多いのも良いですね。駅前の立木の多さも目につきます。コメントには「屋根、壁面の腐食」と記載されていました。
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