8月3日に行われた「長井水祭り」に、長井市伊佐沢地区と20年の間、交流を続けてきた沖縄県金武町並里地区の青年会の皆さんが、本場の「エイサー」を披露してくれました。
エイサーは沖縄の念仏踊りである。エイサーの王様曲・原曲とも言われる『仲順流れ』は、北中城村仲順に伝わる仲順大主の伝説をもとに先祖供養の歌としてつくられたものです。通常、琉歌は八八七八の音数であるのに対して、不思議なことに、『仲順流れ』は五七調のリズム。エイサーは、本土の仏教僧・袋中上人が念仏踊りを沖縄の音楽にのせて伝えたのが始まりだとされています。琉球舞踊と本土の念仏踊りが合体したの「エイサー」です。さらに、この袋中上人は、福島県いわき市出身の僧です。福島は山形県の隣の県であることに不思議な「縁」を感じませんか?
次回は、『仲順流れ』の現代語訳を教えます。
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