前回、「子供の幸せをとおして大人が変わるしかない」という話をしました。子供達が悩むのは、小・中学校の思春期だと思います。とすると、学校の先生方が、いかに可哀そうな子供とその親と向き合うか、ということが問題だと思います。
ある先生と会った時に、「40年間の人生を経た大人をどうやって教育するのですか。そんな問題のある親は学校やPTAにも来ないでしょう。」と質問したことがあります。そしたら、その方は、「夕方、お家に電話します。そして、今日は○○ちゃんはこんな良いことをしたんですよ。お家で褒めてやってくださいねと。そんな事を繰り返して、学校と親のコミュニケーションと信頼関係を創っていくのです。褒めることが教育の基本ですからね。ただし、先生方に伝えているのは、もしもこんな努力が無駄だと知ったら、親を切りなさい!と教えています。何故なら、教師の仕事は子供守ることだからです。」
過酷な教育現場の中に、こんな先生もいることは、うれしくなります。皆さんはどう感じますか。
若者達へ ⑦学校で
2013.03.11:orada:[変な民族学4巻 若者達へ]
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