岩部山三十三観音を少しでも多くの皆様に見てもらうため、草刈り作業にくっつき、三十三番から十二番までの観音様の参拝に行ってきました。
途中天狗岩で休憩、絶景を楽しみ、達成感を味わったのもつかの間、結構な高さに足がすくみました。でも風が超絶気持ちよかった~
・・・ただ疲れました・・・・午後は仕事になりませんなぁ~(笑)
スマホの上がった階数46階。私、頑張った!
証拠の天狗岩からの画像です。元気のある方はぜひ挑戦してみてください!
続けて、ご紹介。
第6番「壺坂山 南法華寺(壺坂寺)十一面千手千眼観世音菩薩」
岩をたて 水をたたへて 壺坂の 庭にいさごも 浄土なるらん
壺坂の風景は岩を組んだ池※に、水が湛(たた)えられている。
庭の砂(いさご)も清らかでまるで極楽浄土のよう。
※浄土にある池とは八功徳池と考えられます。八功徳池とは八功徳を湛えた池のことで、
八功徳とは下記の八つの功徳を備えている。
甘・冷・軟・軽・不臭・飲時不損喉(のどを損しない)・飲己不傷腸(腹を痛めない)
◇壺は水を入れる物であることから、「水をたたえて壺阪の」と組み合わせています。
おはようございます。今日は朝から清々しい天気で気分もあがりますね!
いつも中川公民館日記を見ていただきありがとうございます。昨日のアクセス数も伸び嬉しいです!この中川公民館日記を更新し始めて思ったことは、皆さん中川地区にとても興味があるのだとわかりました。これからも不定期で少しずつではありますが中川地区の良いところ、いっぱい更新していきたいと思っております。引き続きお付き合いくださいませ。
第5番「紫雲山 葛井寺 十一面千手観世音菩薩」
参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲
観音様にお参りし、お願いすることで願いがつうじる。花山法皇が上の句を詠じられると、本尊の観音様が感応されてか、今を盛りと咲き誇る藤波がゆらりゆらりと自由遊悠に浮かぶ紫色の雲に映った。
参考:葛井寺住職 森 快隆 「西国巡礼慈悲の道」より
◇「紫の雲」は山号の「紫雲山」にかけている。
「花のうてな」は、花の「萼(うてな)」(がく)と蓮の「台(うてな)」をかけている。蓮台(れんだい)とは仏様が座る蓮の形をした台のこと。また、紫雲は、仏様が乗って来迎する雲のことであるから、「葛井寺(ふじいでら)は浄土のようである。」と称えた歌と解釈できます。
おはようございます。
今日は朝からぐんぐん気温も上がり、間もなく20度になりそうですが湿度が高いせいか私は頭が痛いです・・・午後から夕方にかけて天気が悪くなりそうなので洗濯物は午前中に済ませておいたほうが良さそうですね。
第3番「風猛山 粉河寺 千手千眼観音世音菩薩」
父母の 恵も深き 粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や
父母はわが子がかわいくてならない。それと同じように、観音様は信心深い人々が可愛くてならない。その身の上に万一災難が降りかかってきた場合には「必ず救いとってやるぞよ」という誓いをお立てになっていらっしゃるから信仰の念厚き者は皆頼もしい身の上である。
引用:粉河寺貫主 逸木盛修「西国巡礼慈悲の道」より
◇「子が可愛い」と「粉河(こかわ)寺」をかけています。