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岩部山三十三観音めぐり紀行6

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続けて、ご紹介。

 

第6番「壺坂山 南法華寺(壺坂寺)十一面千手千眼観世音菩薩」

 

岩をたて 水をたたへて 壺坂の 庭にいさごも 浄土なるらん

 

壺坂の風景は岩を組んだ池※に、水が湛(たた)えられている。

庭の砂(いさご)も清らかでまるで極楽浄土のよう。

 

※浄土にある池とは八功徳池と考えられます。八功徳池とは八功徳を湛えた池のことで、

八功徳とは下記の八つの功徳を備えている。

甘・冷・軟・軽・不臭・飲時不損喉(のどを損しない)・飲己不傷腸(腹を痛めない)

 

◇壺は水を入れる物であることから、「水をたたえて壺阪の」と組み合わせています。

 

2020.05.28:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行5

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おはようございます。今日は朝から清々しい天気で気分もあがりますね!

いつも中川公民館日記を見ていただきありがとうございます。昨日のアクセス数も伸び嬉しいです!この中川公民館日記を更新し始めて思ったことは、皆さん中川地区にとても興味があるのだとわかりました。これからも不定期で少しずつではありますが中川地区の良いところ、いっぱい更新していきたいと思っております。引き続きお付き合いくださいませ。

 

第5番「紫雲山 葛井寺 十一面千手観世音菩薩」

 

参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲

 

観音様にお参りし、お願いすることで願いがつうじる。花山法皇が上の句を詠じられると、本尊の観音様が感応されてか、今を盛りと咲き誇る藤波がゆらりゆらりと自由遊悠に浮かぶ紫色の雲に映った。

参考:葛井寺住職 森 快隆 「西国巡礼慈悲の道」より

 

◇「紫の雲」は山号の「紫雲山」にかけている。

 「花のうてな」は、花の「萼(うてな)」(がく)と蓮の「台(うてな)」をかけている。蓮台(れんだい)とは仏様が座る蓮の形をした台のこと。また、紫雲は、仏様が乗って来迎する雲のことであるから、「葛井寺(ふじいでら)は浄土のようである。」と称えた歌と解釈できます。

2020.05.28:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行4

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第四番「槙尾山 施福寺 (槙尾寺・巻尾寺※)

※役行者が法華経最終巻(尾巻)を奉納したことから巻尾寺とも云う

十一面千手千眼観世音菩薩」

 

深山路や檜原松原 わけゆけば 巻の尾寺に 駒ぞいさめる

 

桧と松が生える深い山道を踏み分けて、巻尾寺を目指す。

馬のように勇ましく。

◇「槙」と「牧」をかけて、人を駒(馬)に見立てています。

 

駒を「心の駒」とすると、花山法皇が巻尾寺に近付く時の悦びを、

「馬のように勇みはやる」と心情を詠んだものと考えられます。

 

2020.05.27:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行3

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おはようございます。

今日は朝からぐんぐん気温も上がり、間もなく20度になりそうですが湿度が高いせいか私は頭が痛いです・・・午後から夕方にかけて天気が悪くなりそうなので洗濯物は午前中に済ませておいたほうが良さそうですね。

 

第3番「風猛山 粉河寺 千手千眼観音世音菩薩」 

 

父母の 恵も深き 粉河寺 ほとけの誓ひ たのもしの身や

 

父母はわが子がかわいくてならない。それと同じように、観音様は信心深い人々が可愛くてならない。その身の上に万一災難が降りかかってきた場合には「必ず救いとってやるぞよ」という誓いをお立てになっていらっしゃるから信仰の念厚き者は皆頼もしい身の上である。

引用:粉河寺貫主 逸木盛修「西国巡礼慈悲の道」より

 

◇「子が可愛い」と「粉河(こかわ)寺」をかけています。

2020.05.27:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行2

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つづけて、第2番観音様の紹介。

第2番「紀三井山 金剛宝寺 (紀三井寺)十一面観世音菩薩」

ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん

 

花山法皇がご自身の「ふるさとである京の都を後にして、幾千里の山河を超え、熊野・那智山からはるばるここ紀三井寺にやっとの思いで到着してみると、折から水ぬるむ春近き季節で、わがふるさと、京の都も近づいたこともあって、ほっと安堵することよ」とのご心情をお詠みになったものでしょう。

しかしもう一つの仏の道からの解釈によりますと。

「迷いの多い娑婆世界を後にして、観音信仰ただ一筋におすがりし、一足一足に「南無観世音菩薩」とお称えしつつこの紀三井寺まで参りましたところ、迷いに閉ざされていた心の眼も次第に開かれて、花の都、仏教のお浄土も間近なように思えます。」

とのお心にも受け取ることが出来ようかと思われます。

引用:紀三井寺ホームページより

 

2020.05.26:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]