弊社は２０１５年で会社設立２０周年を迎えようとしております。現在、建築事業、飲食プロデュース事業、６次産業連携事業などを手掛けて、創業時からのスタッフと新たな仲間と共にこれまで歩んで参りました。
思い返すと独立起業そのものを無謀だと云われ、実績も経験も無いに等しい若者が個人の現状に納得出来ず立ち上がり、自分達の存在を社会にどう位置付けれるかのチャレンジだったような気がします。
解からないからチャレンジ出来ること、経験したからこそ伝えれる事があり、これからも自分自身を信じる気持ちと、諦めずやり抜く事をコミットします。 そして私が若かりし頃に掲げた社会への立ち位置を変化成長させ、次世代に繋いで行きたいと考えております。
食を通して、「面白い」「旨い」「好き」に溢れた山形／庄内を作りたいと思っています。食を楽しむ米シスト庄内は、「マズいと言わない」ことを大事にしています。渋谷の中心部に、存在した『セピアの庭で』という喫茶店。喧騒と喧伝に疲れた僕を、スポーツ新聞片手にゴールデンバットを燻らす爺さんが、ヤニまみれの歯をチラつかせながら、「いらっしゃい」と迎えてくれたのを思い出します。その爺さんがすっかり黄色くなった指先で粉をこすり、震える体で一滴一滴落とした珈琲は「口に合わなくても旨くて旨くてたまらない」逸品でした。
旨いマズいのその先にある「旨い」を手に入れたい。歴史を辿り、人柄を知り、想いに震えれば、ありとあらゆる食事は美味しくなってしまいます。沢山の面白人間で溢れる僕の山形が、もっと知られれば、もっと多くの「旨い」と「好き」が街に広がる。「旨い」飯を伝えながら、そんな山形を「上手く」作ってみたいものです。
私たちセイノヤは、人生で誰もが向き合うことになる葬儀のお手伝いと、ギフトの販売を行う会社です。父が白鷹冠婚葬祭社を設立して３７年。お客様からの愛称「せいのや」に会社名を変え、２代目として白鷹町に根ざした仕事をしています。
仕事を続けて行くために、私が意識して何かしていると言えることは特にありません。白鷹町で暮らす日々の中で、青年部の活動や、ご近所さんの仏壇掃除、相談事など、「セイノヤさ言うと何でもしてくれる」と言っていただける持ちつ持たれつのお付き合いから、有り難いことに仕事につながることがほとんどです。
これからも「地域が盛り上がれば会社が盛り上がる」をモットーに縁を大切に、白鷹町のみなさんに喜んでいただける活動に取り組んで参ります。町民全員が白鷹町を好きになれば、白鷹町が元気になる。白鷹応援団の一人として、白鷹町、山形を応援していきます。
１０年後、２０年後、３０年後も、健康で・明るく・楽しく・元気よく仕事ができていれば最高に幸せだと感じます。何をするにも健康が第一です。そして、明るく・楽しくとあれば、自然と笑顔でいられるように思えます。そんな源を形成してくれるのが、私が生まれ育った「ふるさと」です。土地柄、食生活、風土、文化など多くのすべてが自分にマッチしているから、それが全てだと思います。
子どもからお年寄りまで安全で、便利な暮らしができる社会。そして緑豊かな自然と人とすべてが共存共栄できるよう、ふるさとの未来の発展を願います。そんなふるさとの地に足をつけ腰を据え、地域社会の安全と安定した生活を送れるよう雇用を守り、微力ながらも貢献していきたいと思っております。
