先日高畠町の錦爛さんへお酒を頂きに伺った時に目に入った出来立ての酒林をパチリ。
酒林（さかばやし）別名標しの杉玉は杉の葉を束ねた物を球状に刈り込んだ物で、真新しい緑の物が酒蔵の軒下に下げられるとそれが新酒ができた事を知らせるサインなのです。
この酒林が春を迎え夏を越し茶色が強くなることでお酒の熟成が進んでいる事を告げてくれます。
蔵の奥様によればこの酒林に注連縄を巻くのだそうですが時間の関係で撮ってしまいました。
この時期に作りたての酒林をみると背筋がシャンとして気持ちが引き締まり清々しさを覚えます。
さあ今期も新酒が生まれましたよ。

例年よりかなり早い入荷となった当店の年末一押し「冬の月」を店頭に並べました。
今年は新たに「薄にごり あらばしり」がラインナップされました。
とは云え、こちらはプロトタイプのような商品で極少しか入荷していません。
「冬の月」の本領を言葉にするなら「米に由来するタップリとした旨味と搾り立てのフレッシュ感の絶妙なマッチング」でしょうね。
晩酌で家内と飲んで「あぁ年末がきたなぁ～」としみじみと思いました。

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12月9日、酒蔵では新酒の上槽（諸味を搾って酒と粕に分離する）が始まりました。

画像は雫酒の粗走り（初めに出てくる白濁した部分）を斗瓶に受けている所です。

今日搾った新酒は年内には「惣邑 無濾過原酒」として蔵出しの予定。
フレッシュで躍動感溢れる生まれたての香味が身上です。
お楽しみに。

12月9日、ふじりんごに引き続きシルバーベルを発送しました。
こちらもご予約頂いた皆様には大変お待たせ致しました。
高級洋梨ラフランスに更に改良を重ね生まれたシルバーベルは大玉で果肉質と香りに優れ、甘みと酸味のバランスが良く、すっきりとした美味しさが持ち味です。
すぐに軟らかくなってしまうラフランスに比べ熟成がゆっくりの為に食味期間が長い事も大きな魅力です。
昨年お買い上げ頂いた方からは「年明けまで楽しませてもらったよ！」というメールを頂戴しましたので急がずじっくりとお楽しみくださいね。
表面の黄色が強くなり何ともいえない爽やかで上品な香りが出てきた頃が食べ頃ですよ。

12月6日、当店のネット通販でご予約を頂戴していた「最高級ふじりんご」を発送するため生産者のりんご農家、斉藤さんの作業場へ伺いました。
りんごのコンテナーが所狭しと積み上げられた作業場は近づいた瞬間から爽やかなりんごの香りに満ち溢れていました。
画像は当店がお願いしていた大玉（通称16玉）というサイズのふじりんごです。
10KG詰めはこれが二段ですから32個がダンボール箱に詰められて旅発って行きました。
名人曰く「俺のりんごは10KGと言ったって実際には13KGはあるんだよ」との事。
勧められてご馳走になりましたが蜜が入った甘さと酸味の絶妙のバランス、最高ですね。
ご予約頂いた皆様、大変お待たせしましたが今日、明日中には美味しいりんごが到着しますよ。
お楽しみに！