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◆落葉の音を聴きながら◆

  • ◆落葉の音を聴きながら◆
秋も大分深まって間もなく天から白い物が降ってくると思うと物悲しさを感じる今日この頃です。

毎朝の愛犬とのお散歩も白い息が判るようになり落葉を踏みしめながらの一時となりました。

来るべき冬に備えての樹木の雪囲いやタイヤ交換、除雪機の試運転などの雑用に追われるこの時期、昨日は駐車場のコンクリートの補修を行いました。

こればっかりはお天気が良くないと出来ないので限られた条件下で時間を捻出しての作業でしたが概ね理想に近い仕事が出来たと満足しています。

今はホームセンターに行けばたいての物は揃っていて今回使用した‘水で練るだけのコンクリート小袋’のお蔭で素人の小生でも補修程度はお手軽にできましたよ。

施工した年数に隔たりがあるコンクリートの地面ですがやはり年月を重ねる間に隙間が出来てしまっていました。

その3cm程の幅の隙間に詰った土や枯れ草などを丁寧に取り除き、適当な硬さに練ったコンクリートを丁寧に埋め込んで行きます。

広く割れが入った箇所は割れた残骸を全て取り除き平面を意識しながら練りこみます。

根気の要る作業ですが補修を終えた仕上がりを眺めて悦に入る時の気分は中々で思わずニンマリ。

初めてにしては上出来だなとしばし自己満足に浸りました。

さて後はひたすらその状態で固まってくれるのを待つのみですがコンクリート大好きの猫君達の足跡が付かない事を祈るばかりです。

そして一夜明けたのがこの画像、実は昼近くから雨模様となりましたが、既に表面は固まっており事無きを得ました。

滑り込みセーフという感はありますが、きっとお天道様が地道に頑張ったご褒美をくださったんでしょうね。^^

しかし今日は昨日とは打って変わったように寒い一日となりました。

何と12月中旬並の気温だそうで、そぼ降る雨が落葉を濡らしています。
2011.11.11:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆メモリー増強◆

  • ◆メモリー増強◆
秋も深まったとある日の昼下り、所用でお見えになっていたA氏に別件でのご相談。

おやじ:実は最近パソコンの動きが遅くてよぉ、作業が捗らない上にイライラしちゃって。(^^ゞ

A氏:ちょっと失礼と言いつつ画面のタスクバーからタスクマネージャーを開いてパフォーマンスを確認。

A氏:こりゃ物理メモリが明らかに不足してますね、現状で複数のソフトを同時に立ち上げて作業したんじゃ動きが遅いのも無理ないですよ。

おやじ:んじゃどうすりゃ良いんだべね、今買い替えは厳しいしぃ。

A氏:ほんじゃ取り敢えずメモリ増強して今の倍にしてみっかっす。

おやじ:簡単に言うげどパソコンの中なて開けた事ねえし、大丈夫ながぁ。

A氏:ただメモリ外して入れ替えるだけだもの、大した事ないっすよ。

という事で話しの成り行き上、急遽全てのケーブルを取り外し、カバーも外した直後がこの画像という訳です。

初めて見る我が愛機の内部にドキドキしながらA氏のレクチャーでメモリーモジュールという名称の板切れを取り外す事に。

しかるにやってみれば成る程俺にもできるじゃありませんか、ついでに溜まった数年分の埃を掃除機でキレイに吸い取ってと。

再度組み直してケーブル繋いで再起動、間髪入れずに通販サイトから増強に必要なメモリーモジュールをオーダーして。

待つ事二日、届いたメモリーモジュールは無事愛機の内部に納まりましたよ。



これが届いたメモリーモジュールを入れ替える時の画像。

そしたらどうです、今までが嘘のようにサクサクと動くじゃないですか。

いやはや驚き桃の木です、僅か数千円の出費でこんなに快適なパソコンワークが可能になるとは。

もちろんこのブログアップも作業が早く進む、進む。

これで遅い動きのストレスからも解放されました。

ホントに有り難い事です。

ご指導頂いたというか殆どやって頂いたA氏には只々感謝、感謝です。
2011.11.02:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆小さな村の物語 イタリア◆

  • ◆小さな村の物語 イタリア◆
定休日の日曜日、いつもより遅い朝がゆっくりと始まる。

愛犬との散歩の後はまったりとした時間の中で、ささやかなお楽しみタイムが待っている。

それがBS日テレ‘小さな村の物語 イタリア’のアンコール放送。

午前10時丁度に始まるこの番組のオープニングに欠かせない、いつものフレーズ。

‘イタリアの小さな村、ここで命が生まれ恋が芽生える。
始まりも終わりも大地に包まれ、よく笑い、よく食べ、よく遊ぶ。
私達が忘れてしまった素適な物語。
人生の全てがそこにある。’

愛するイタリアの古いオートバイと共に暮らす自分にとって、彼らの生まれ故郷とそこで暮らす人々には殊更親しみを感じる。

肩肘の張らない素朴な暮らしを送る人々の郷土によせる熱い思いと誇りは都会人が忘れてしまったものに他ならない。

バックに流れるメロディーとナレーションもドンピシャ。(^^♪

数々の素適な物語に触れ心安らぎ癒される一時。

あなたもご一緒しませんか。^^
2011.10.15:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆歴史は楽し◆上山市を訪ねて

  • ◆歴史は楽し◆上山市を訪ねて
9月6日、長井文化財保護協会の視察研修会に参加。
今回の研修は上山市に残る建造物探訪である。
個人的に興味が募っていた城下町ならではの「武家屋敷」は街中に在りながら今まで見る機会が無く今回は良い機会に恵まれたと感謝したい。
というのも実は母も家内も上山市の出身という事で小生もこの世に生を享けた土地は上山という次第。
幼い頃から母の実家があるこの土地は馴染があるにも関らず、その史跡や名所探訪等には何故か縁が無かった。
と云うか余りにも身近すぎた事と温泉地としてのイメージが強すぎて興味が湧かなかったというのが本音である。
震災の影響からか今回は例年の春ではなく秋に行われた研修ではあるがススキが風にそよぎ稲穂が頭を垂れる車窓からの景色も素適であり、行く先々の建造物の佇まいと相まってとても良い風情を感じる事ができた。
そして夕刻前には研修を終えるというコンパクトながらも中身の濃い研修スケジュールには感心するばかりである。
上山についての考察の魅力を手招きして頂いた講師の安部会長さん始め事務局スタッフの面々に感謝申し上げたい。

※画像は楢下宿に残るアーチ式石橋 =覗橋= 明治15年建造 上山市指定文化財 この春の震災でもビクともしなかったそう。

【当日の研修コース】

つつじ公園駐車場 → 春雨庵 → 蟹仙洞 → 旧尾形家住宅 → 楢下宿 → こんにゃく番所 → 武家屋敷 → つつじ公園着

続きは画像と共にどうぞ~^^



春雨庵

先ず向かったのは沢庵和尚が寛永6年57歳の時に幕府の処分で羽州上山に流刑となり定住した庵である春雨庵。
春雨庵は知らなくとも‘タクアン漬’を知らない日本人は居ないのでは。
そのルーツがこの和尚なのであります。
しかし私事ながらこのタクアン漬が大の苦手なのでありまして。
もうあの黄色い物体があるだけで食欲減退、気分消沈なのであります。
まあそんな事どうでも善いかぁ。
敷地内にはお茶室もあり一度は足を運ぶ価値ありと思います。


蟹仙洞

昭和に製糸業で財を成した長谷川謙三の収集した美術品を展示する美術館。
ここのメインは名刀がずらりと並んだ日本刀の数々と堆朱堆黒のコレクション。趣のある蔵と堆朱専用に建設したという展示棟を館長さんのご案内でゆっくりと観賞させて頂く。
文化の薫りがそこ彼処に。


旧尾形家住宅

国指定の重要文化財に登録されている江戸時代に建てられた庄屋の住宅。
まさにそこは日本人の暮らしのルーツが窺い知れる貴重な建物。
映画‘小川のほとり’の一場面にも登場する部屋が在りロケ時の模様をお聞きしました。


楢下宿・こんにゃく番所

羽州街道の宿駅として栄えた楢下は藩政時代、青森・久保田・山形の諸大名13藩の参勤交代の宿駅として本陣・脇本陣・問屋・旅籠屋・茶屋などを備えて賑わった。
その楢下宿で今大盛況を博しているのが‘こんにゃく番所’と呼ばれるこんにゃく料理の専門レストラン。
今回はそのこんにゃく尽くしの懐石コースをご馳走になった。
前菜の一品である‘黒豆こんにゃく’は本物の黒豆の中にこの黒豆モドキを混ぜ込んであり見た目はまったく判らないがそれを探し当てるという小粋なユーモアも織り込んである。
しかしどれも感心する出来栄えの美しさでお洒落感覚に溢れている。
店内は女性客を中心に満員御礼の大盛況、カロリーゼロで見た目も綺麗で品数豊富、懐にも優しいとなれば云う事無しですよね。
文化財保護協会の研修で商売の勉強までさせて頂けるとは思ってませんでしたので有難いサプライズでした。


武家屋敷

そして最後はお待ちかねの武家屋敷見学。
城下町である上山には殿様に仕えた上級武士のお屋敷が軒を連ねて4軒現存し、武家屋敷通りとして親しまれているのだとか。
その中で唯一家屋内も見学できる「三輪家」を見せて頂く。
文化年間初期に建てられたと推定されるお屋敷は往時を偲ばせる曲屋萱葺きで庭園も北側に築池を配するなど武家屋敷ならではの造りとの事。
但し内部は流石に江戸時代のままという訳にはいかず今の暮らしに合わせて何度か手を入れた事が判る。
ちょっと期待外れの感があったが何はともあれ原型を留めて現存している事だけでも価値があるわけでご興味のある方はぜひ一度お訪ねください。
2011.09.30:maru8:コメント(0):[春夏秋冬]

◆おみこく◆

  • ◆おみこく◆
平成二十三年總宮神社例大祭も恙無く終了し秋本番を向かえる長井郷。

六町の氏子の家々を獅子が清めて廻る恒例の御神輿・獅子舞渡御。

その折に頂戴するのが「おみこく・墨符」という厄除け札’。

我家では毎年変るこの「おみこく」を頂戴した晩は神棚に安置して、あくる朝にお店の出入り口正面上部に納めるのが慣わしです。

御来店の折には目に留めて頂ければ幸いです。

さて今年の‘おみこく’は立春大吉。

立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があるそうです。

この文字は縦書きすると左右対称になり一年間災難にあわないというおまじないなのだとか。

未曾有の災害のあったこの年に皆が日々平穏であるようにとの願いを込め總宮神社で厄難消除、家門繁栄の祈祷を受けた有難いお札。

一年間の平穏無事を感謝し、‘おみこく’を付け替える事が普通にできる生活の有難さに想いを廻らした一時でした。
2011.09.21:maru8:コメント(2):[春夏秋冬]