デビューから五年、ご指名も増えてしっかりと地に根を下したと云えるまでに成長した純米吟醸 直江杉。
皆様のご愛飲に改めて感謝申し上げます。
そんな直江杉の新酒の上槽(酒の搾り)が12月5日に行われ期待に違わぬ芳醇な美酒が誕生しました。
12月16日、「新酒しぼりたて」の発売日が楽しみな今日この頃です。
画像は今期初めて商品化する「直江杉あらばしり」。
エンジ色系を基調としたラベルは蔵元専務で杜氏の伸行氏の労作、ナイスセンスで仕上げてくれました。感謝!
さて「あらばしり」とは上槽時に酒となって槽口から出てくる最初の部分で、やや白濁した澱がらみになっておりフレッシュで躍動感に満ち溢れているのが特徴です。
このお酒は槽前酒(ふなまえざけ)と呼ばれ、通常は酒蔵で作業する蔵人以外は口にする事ができないものですが、蔵元のご厚意により特別に瓶詰めして頂ける事になりました。
「あらばしり」ならではのフレッシュで躍動感に満ち溢れた特別な味わいをぜひご賞味ください。
以下当日の上槽の様子をさらりとご紹介。
上槽直前の直江杉の「モロミ」。
葡萄や青リンゴ様の爽やかで上品な吟醸香が鼻腔をくすぐります。
槽(フネ)と呼ばれる搾り器に(モロミ袋)を丁寧に積んで行く蔵人
綺麗に積まれたモロミ袋。
槽口からほとばしる「直江杉のあらばしり」。
いよいよ新酒の誕生です。