米沢市の兜山
イザベラ・バードの通った道(山形県小国町編)
小国の船渡獅子を観に行った帰りに黒沢峠に立ち寄った、この峠は越後米沢十三峠のほぼ中間に位置し、天保10(1839)年から慶応3(1867)年3回の工事で敷石の道に改修されている、明治17年の小国新道開通と共に忘れ去られ、長い間土に埋もれていたところを「黒沢峠敷石道保存会」により昭和55年から活動し古道が甦っている現在の黒沢峠の敷石道は全長2.6kmで、内1.8kmに石が敷かれており、その段数は3,600段といわれている。昨年入り口に栃の実がたくさん落ちていて期待していたがまだ9月10日早かったようである。。田舎に戻ったH27年に川西町小松を散策、H28年には飯豊町を散策しH29年小国と思っていたが、どんどんやることが増えていけないでいるのがもどかしい・・
小国町船渡獅子踊り(その1)
置賜地方に残る獅子踊り・・・JR小国駅から北方の大宮子易両神社をさらに北に進み舟渡地区に行ってきました、ここには小国町指定の無形民俗文化財の船渡獅子踊りがあります。小国町HPによると、『ここに伝わる獅子踊りの起源は詳らかではないが、次の様な説がある。。天正10年(1582)、上杉景勝が上田の真田幸村を人質にとり、それを慰めるために、真田の父が上田近郊の獅子踊りを越後につかわした。それを保護し藩内に奨励したのが、置賜地方の獅子踊りの起源とされている。舟渡の獅子踊りは、沖庭権現に奉納するためで、まず、入山地内の菅田で1番庭を演じ、ついで作祭り会場で2、3庭を演ずるのが例。戦時中一時休演したが、昭和22年復活した。』とあります。三頭の獅子を中心に、女装の大太鼓、歌い、笛とひょっとこで構成してます、最初はお山に向かって進み、そこで奉納します。自然とかかわり暮らしてきた人々の山に対する感謝の祈りといったとこでしょうか数百年も前から続く伝統芸能残ってほしいものです・・
こまつ市今年5回目
毎月第二土曜は実家のある川西町こまつの朝市に参加している、お店としては置賜の民族芸能を木工のクラフト人形で再現したものを細々とですが制作販売してます。もともとは消えていくかもしれない置賜の伝統芸能獅子踊り、獅子舞、昭和の子供の様子、昭和の里山暮らしなどを帰省した折に写真や自分なりの感想をパソコンに残してましたが、故郷にUターンし認知症で外に出なくなった母の相手をしているうちに話ネタに作成したのが始まり・・手間ばかりかかるのですが毎月2、3個は売れていきます・・こうして地名と祭りの名前を入れた人形だけでもいろんな方に残ってくれると嬉しいのです。