『上小松は上杉藩政時代より山形県南部の経済の中心であった。新潟方面や最上川を利用した江戸大阪との取引などが、小松においても盛んに行われていた。とりわけ、小松の馬市は全国的に有名であった。この市神は、商業の発展を祈る地域の人々によって、現在の山形中央信用組合の北側に建立された。碑には天明三年(1783年)正月吉日の名が刻まれ、約220年前のものである。現在の場所には、昭和42年に金子十三郎氏が中心となり、移設されたものである。』 -掲示看板より-(昭和44年川西町文化財指定) この市神様、現在は十印菓子店の南側にあり、現在も11月5日には地域商店の方たちにより神事が行われ、大切に守っています、7月末の虫送り、8月末の神送り神事のときには市神大明神の提灯が飾られ、この通りの前は今も昔と変わらぬ提灯行列が通ります。
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