先日、ワールドカップアジア最終予選が行われました。
2試合、ホームで行われ、バーレーン代表には2-0で勝利し、サウジアラビア代表は0-0で引き分けで、北中米ワールドカップ出場を決めました。
もう海外クラブに所属しているメンバーばかりでスタメンが組めるようになり、ただ、移動でのコンディション調整が難しい部分もある。
そんな中の、バーレーン代表戦、身体が重いようにも見えた中、今の日本代表のすごいところはサブメンバーの実力がスタメンと変わらないところ、交代出場した選手の躍動もあり、勝利した。この選手層の厚さから今の日本の安定的な実力を感じる。選ばれていない選手でもヨーロッパやJリーグで活躍している選手がたくさんいるし、誰か一人二人抜けたからといってめちゃくちゃ力が落ちるイメージはない。日本の力が上がっているのを感じた。
一方のサウジアラビア代表戦は決定的なチャンスがありながらも全員で引いて守る相手から得点できなかった。すごくコンパクトに引いて守り、ロングパスからビッグチャンスが生まれたら、いいかなという感じで、圧倒的に支配率に差が出たけど、結局得点できなかったあたりにサウジアラビア代表の強さを感じた。アジア予選では苦戦しているけど、結局本戦にいきそうなそんな強かさを感じた。
本戦に出場するということで、これからより競争が激しくなっていく。特に所属しているクラブで活躍できるかどうか、もはや、昔みたいに所属していればいいではなく、目に見える結果が求められる、そういうところに一段、ハードルが上がった感はある。
ワールドカップではサプライズを起こしてほしい。