ガラムマサーラー

火曜日はお休み。でも午前中に整形外科へ行き
午後からは仙台の歯医者へ。昨年暮れ
車で飛ばされ、下の義歯がなくなったが、ようやく完成。
夜”今日の料理”を見てたら、料理の先生がひじきのガラムマサラ炒めというのをやってた。
ガラムマサーラーといっても
日本のガラムマサーラーで、唐辛子入りのやつ。
前にも何度も言ってるが
スパイス本を出した人が誤訳したので
それをスパイスメーカーもその誤訳のままガラムマサーラーとして販売してるのだ。
困ったものだ。
私は日本のカレーの類は相手にしてないので
どうでもいいことなのだが、
思わず違うだろうとツッコみをいれたくなる。
スパイスメーカーの人たちは優秀な大学を出ていろいろ研究してるのだろうから
きちんとしたことを調査してきちんとヒンディの辞書を見てほしい。
私は30年以上誤ってるよと言い続けているが
世の中に相手にされていないのでもうあんまり言わないことにしている。
「世界のスパイス百科」T.ストバート著
小野村正敏訳、鎌倉書店 昭和56年10月15日
p86カレー・パウダー
11行目
カレー粉に一番近いのはガラム・マサラ(文字通り、ひりひりする混ぜ物の意) とあり、
13行目
ガラムマサラは決してある料理に専門で使うスパイスとして作られたものではなく
主材料の一つである
そして混ぜる分量としては
コリアンダー225g チリー225g
黒コショウ28g

となっている
2018.05.15:jay:[インド料理のあれこれ]