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近頃 行きつけ1

山形へ来て10年になるが
飲みに行く場所が
一向に増えず、
前よりも確実に減っている。
それで仙台へ行って
嬉しくなり、バスを乗り過ごし
泊まり、次の日の朝から飲んで…

という具合。

山形では「ウォッカ屋」「タージ」前にそれに
ゲイバーの「雀のお宿」系のところに行ってたけど
彼女は東京へ帰ったそうだ。
ずうと近頃2軒と「ヒール」だけだったが
昨年の暮れから
「セコワ」と今年から「トランキロ」という
素敵な店が増えました。
喜ばしい限りです。

私は酒を飲む時
ものを食べないので
店へ行っても迷惑かけるかと思い
あまり開拓もしなかったが
「セコワ」も「トランキロ」も
飲むだけでも大丈夫というので
ありがたい。
両方とも素晴らしい料理を
出してるそうだ。私は食べないのでゴメン。

お客様

ジャイナ教の話も
もう少し続けたいのだが
それはジャイ通信の方へ
譲るとして。

近頃いらっしゃってるお客様のことを。
仙台から半年転勤で
山形に来た薬剤師さん。
おなじ時に見えた専業主婦の
女医さん。
何か波長が合いそうで
ありがたい人達。
山大4年生の女性
ご夫婦でカリーセットとツインカリーを
シェアしてた人達
シェアといえば、ムルグカリーと
ムルグマサーラーを取り、2人でなかよく
シェアしてた人達。

数少ないお客様だけど
嬉しい人達です。

冥土の旅カリーにならないように
祈ってます。

ジャイナ教の話

ジャイナ教は
いろんな風にみられていて
平明にいっていくと
まず、生類の命を獲わず
解脱修行をすることにあります。
それぞれ
面白い学説があるが
ここでは
今回はあくまでも
料理ということを。

ジャイナ教の話

自宅の書棚の中から
ジャイナ教のことが
のってる本がある筈だと
いろいろ探しまわり
ようやく
見つけた。

講座「東洋思想1インド思想」
東京大学出版会

この中で
第三章ジャイ教
第1節 ジャイナ教とその周辺
第2節 ジャイナ教聖典
第3節 ジャイナ教の教理
    1世界観
    2有情(生類)観
    3解脱修行
    4智識と認識
第4節 初期における仏耶両教

となっています。
項目をあげてみました。

ジャイナ教の話

前に書いた「カーストの民」という
本は
デュポアという人が
仏語1807手稿し
仏語1818改訂手稿
仏語1821改訂手稿

又、彼はマドラスの英国東インド
会社に最初の仏語手稿を売却し
その手稿から英訳写本が
作成されたという。

煩雑になるのでこの辺にして。
この本に、
即ち
デュポアによれば
ヒンドゥー教と仏語を
述べ、二台教義とし
その他に、第三の教義としての
ジャイナ教にしており、

162頁2行目(原本のまま)

”この宗教は
全く別個に存在し
ブラーフマニズムも仏教も
またそれらの信者も憎んでいる。

ジャイナ教は三神機能も仏教も
教の忌むべきつくりもので
インドの素朴な真の宗教を
歪曲したものにすぎず、ジャイナ教だけに
純粋性が強く残っていると考えられている。

彼らは、自分たちだけが
昔のバラモンや苦行者の
本当の子孫で、その教義や
慣習を全面的な墜落から
守り、バラモンや仏教徒の
ひどい変質からも守っている
のだと信じている。”

かなり長い引用になったが
少しはジャイナ教のことが
わかってもらえたでしょうか。

それとも益々
混乱して
しまったでしょうか。