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国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示のお知らせ

  • 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示のお知らせ

4月22日(土)~5月21日(日)の期間、常設展示室内の上杉文華館にて

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本を展示致します。

 

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は天正2年(1574)に織田信長が上杉謙信に贈ったもので、桃山時代の代表的な絵師である狩野永徳によって描かれました。

この屏風は、京の市街地(洛中)と郊外(洛外)の四季と、そこに生活する人々のすがたを描いたもので、芸術的美術史的価値ばかりでなく、歴史資料としての価値も高く、民俗学的見地からも貴重な史料であることから国宝に指定されました。

ぜひご来館いただき、国宝の魅力をご覧ください。

 

※没後400年記念特別展「上杉景勝と関ケ原合戦」のチケットでご覧いただけます。

展覧会詳細はこちら

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.03.24:denkoku:[博物館情報]

【次回展示予告】没後400年記念特別展「上杉景勝と関ケ原合戦」

  • 【次回展示予告】没後400年記念特別展「上杉景勝と関ケ原合戦」
  • 【次回展示予告】没後400年記念特別展「上杉景勝と関ケ原合戦」

4月22日(土)よりはじまる特別展のお知らせです。

没後400年記念特別展「上杉景勝と関ヶ原合戦」

 

 慶長5(1600)年9月の関ヶ原合戦は、豊臣氏から徳川氏へと天下の覇権が移るきっかけの1つとなりました。合戦の発端は、徳川家康の主導する豊臣政権からの上洛要求を拒否し、家康の出兵を招いた上杉景勝にありました。景勝は美濃関ヶ原での戦いには加わっていませんが、西軍の構成者として会津にあって奥羽に大きな影響を及ぼしました。また、この抗争の結果、景勝は米沢に転封となり、270年余に及ぶ上杉氏と米沢の歴史が始まりました。本展は、日本史上、また米沢の歴史にとって重要な意味を持つ関ヶ原合戦と景勝の関係を、景勝没後400年を機にふりかえる展覧会です。

 具体的には、豊臣政権における家康や景勝の位置、動向から関ヶ原合戦が生じた、すなわち景勝が上洛要請を拒否した事情を探ります。また、奥羽に対する景勝の具体的行動を明らかにし、その意義を考えます。山形の最上義光との関係だけではなく、奥羽全体へ視野を広げ、奥羽の動向、その合戦の意義などについて総体的に把握することを目指します。そして、景勝の動向を西軍の構成者の1人として、全体的視野で位置付け、奥羽における抗争を捉え直していきたいと思います。

 

【期間】前期:4月22日(土)~5月21日(日)

    後期:5月27日(土)~6月25日(日)

 

【休館日】5月24日(水)

 

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般700円(560円)/高大生300円(240円)/小中生無料

    ※( )は20名以上の団体料金

    ※常設展とのセットのみ販売

 

 

♦入館料無料の日

 5月5日(金・祝)  こどもの日 小中高生無料!

 5月18日(木)    国際博物館の日 どなたも無料!

 

 

【ギャラリートーク】展示解説 ※申し込み不要

 日   時 : ①4月22日(土) 14:00~

         ②5月13日(土) 14:00~

         ③5月27日(土) 14:00~

         ④6月24日(土) 14:00~

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 特別展入館料

 担当学芸員 : 阿部 哲人

 

 

【講演会】 ※事前申込制 4月25日(火)9:00から受付開始

「豊臣期上杉家と京都・伏見・大坂」

 日   時 : 5月20日(土) 14:00~16:00

 会   場 : 伝国の杜 2階大会議室

 定   員 : 120名

 参 加 費 : 無料

 講   師 : 新潟大学人文学部准教授 片桐 昭彦 氏

  ※お申し込みは TEL【0238-26-8001】ほか

 

主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.03.24:denkoku:[博物館情報]

4月の体験学習室

4月の体験学習室についてお知らせいたします。

季節企画は「日本の伝統色①」(3/24(金)~4/26(水))です。春の色を集めて展示しています。
造形体験は「キコキコスクラッチ」(3/24(金)~4/26(水))です。

クレヨンの上に黒い絵の具をぬって、つまようじでキコキコすると、思いがけない色が出てくるよ。
いつもとちがうお絵かきをたのしもう!

 

※ご利用の際は感染予防にご協力ください。
※発熱や、風邪症状のある方はご利用をお控えください。
※5人以上のグループでのご利用は、事前にご相談ください。
※現状での定員は15名です。混雑時はお待ちいただくこともございます。

それではご来館を心よりお待ちしております。
お問い合わせは 米沢市上杉博物館0238-26-8001までどうぞ。

2023.03.23:denkoku:[体験学習室]

コレクション展「女性像の世界」展示紹介

  • コレクション展「女性像の世界」展示紹介

「洋装せる菊子立像」は作者の椿貞雄が

母校である東部小学校(花沢尋常高等小学校)に寄贈した作品です。

岸田劉生の麗子像に影響を受けた作品ですが、

菊子の背景には東京大正博覧会の光景が細密に描かれています。

ちょっと不思議な光景にくぎ付けです。

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.03.05:denkoku:[博物館情報]

令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

  • 令和4年度 上杉文華館「関東管領上杉氏」

令和4年度の上杉文華館は「関東管領上杉氏」をテーマに、国宝「上杉家文書」などを展示します。

 

《北条氏との抗争》

【展示期間】2月28日(火)~3月26日(日)

 

 第12回目は、「北条氏との抗争」をテーマとして関連文書を紹介します。

 小田原北条氏は、初代伊勢宗瑞(北条早雲)が伊豆(静岡県)・相模(神奈川県)を掌握し、2代北条氏綱が武蔵へ勢力の拡大を図ります。この展開は山内上杉氏、それと並立した扇谷上杉氏や古河公方、その他関東の諸勢力を巻き込んで展開しました。大永4年(1524)の氏綱の侵攻に扇谷上杉氏は山内上杉氏とともに対抗していきます。そして、北条氏、両上杉氏それぞれが越後の長尾為景(上杉謙信父)に援助を期待していました。それぞれの陣営から為景に送られた書状から、両者の攻防は一進一退であったとみることができます。関東の戦局に越後の軍事力が期待される構図は15世紀半ば以来、戦国時代の関東を規定し続けました。

 その後、北条氏の圧迫に耐えきれなくなった関東管領山内上杉憲政は、謙信を頼って越後に移ってきます。それを受け入れた謙信は、憲政の要請を受けて関東に出兵し、さらには山内上杉氏の名跡と関東管領職を継承します。ここに米沢藩上杉氏の歴史が動き始めます。

 「国宝上杉本洛中洛外図屏風」は、現状に基づいて制作した2000年制作の複製Bを展示します。

 

▼ コレクショントーク

 日時:3月5日(日)  10:00、15:00

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.02.28:denkoku:[博物館情報]