ダリア日記

『日本ダリア会』

江戸後期に国内に持ち込まれたダリア（初めは天竺牡丹と呼ばれる）
日本国内におけるダリアの最初の流行期は、種苗が本格的に輸入され、また国内の愛好家の中でも採種と品種改良が始められた明治時代の後期。
北海道から九州地方まで都市部や城下町を中心に広まってゆきます。
そん中、ダリア展示会の開催などを期に大正１４年に日本ダリア会が発足しました。その後、園芸家や種苗業者、愛好家が集い、お互いが切磋琢磨し合いながら本格的な栽培研究と普及が始まりました。

戦中戦後、住環境の変化に伴い広い土地を必要とするダリアは、苦しい時代を経験するのです。そんな中、ダリア会も幾度か活動の中断を余儀なくされました。

平成１７年２月、岩佐園芸研究所・岩佐吉純氏（横浜市）のご尽力で「日本ダリア会」は復活するのです。（岩佐氏は理事長に就任）

2006.06.12：acocotori：count(3,518)：[メモ/日本や世界のダリア園、組織]
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残念ながら！

残念ながら、岩佐吉純日本ダリア会理事長が５月３１日の早朝にご逝去なされました。
岩佐氏はサカタのタネのご出身で、日本園芸協会の役員をなわれながら、国内最大の花市場「太田かき」の役員でもおられました。
ダリアをこよなく愛し、ダリアの隆盛を夢見られた氏を失ったことはダリア界だけに留まることなく、日本の園芸界にとって大きな損失となるでしょう。

2006.06.12：tenjiku-b：修正／削除

18年度の役員

平成18年3月9日(木)　東京上野精養軒に於いて
平成18年度の総会が開催され、役員が選出された
理事長：岩佐　吉純
理事：吉田　　宏（北海道：吉田ダリア園）
　　　　鷲澤　幸治（東北：秋田国際ダリア園）
　　　　内谷　新悟（東北：山形川西ダリヤ園）
　　　　岩佐　吉純（関東：岩佐園芸研究所）
　　　　田中　康夫（関西：兵庫佐曽利園芸組合）
　　　　福田　遵裕（関西：奈良福田農園）
　　　　城戸　洋一（関西：奈良敷島農園）
　　　　広光　益範（種苗：㈱花の大和）
技術顧問：小西　勇作（千葉小西ダリア園）
　　　　山木　正五（北海道やまき育種園芸研究所）
　　　　春井　　勝（兵庫宝塚農業改良普及ｾﾝﾀｰ）　

2006.06.19：tenjiku-b：修正／削除