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林博昭「おしょうしな ~車両のない山形鉄道~」スタート

  • 林博昭「おしょうしな ~車両のない山形鉄道~」スタート

 本日から林博昭さんの写真展が、スタートします。林さんは2023年から山形鉄道とお付き合いが始まってから、何度も訪れてくれていました。撮りためた作品の中から約30展を展示してくれています。関東在住の方が駅茶で個展を開いてくれるのは、広田泉さんと米屋こうじさんを除いて初めてのことです。ありがとうございます。

 

 「車両が入らない」ということで、沿線の風景や駅の佇まい、人々の表情がよく見えて来るような気がします。また「おしょうしな」というタイトルにも、林さんの心のスタンスが感じられて、とても共感するものがあります。ともすると私達は山形鉄道を応援してあげていると思いがちですが、私たちが生かされていることの方が大きいように思います。そんなことも思いながら、じっくりと鑑賞してほしいものです。

 

 6月28日までの毎週末(金、土、日)の午後1時半から4時まで。羽前成田駅舎内にて。入場無料です。どうぞおいで下さい。

「こんげなええものみしぇでもらいもしておしょうしなな。」和訳「こんな素晴らしものを見せていただいて本当にありがとうございますです。」

2026.06.05:orada3:コメント(0):[イベント情報]

クラファン返礼品が届きました  成田駅の宝物に

  • クラファン返礼品が届きました  成田駅の宝物に

 フラワー長井線存続プロジェクトの返礼品が届きました。同プロジェクトは昨年の10月3日から12月30日まで行われたものですが528人の方から、7,856,490円の協力を得ました。おらだの会は「全駅硬券入場券セット」を申し込んでいました。使われている写真はすべて米屋こうじさんの作品です。裏面は市町毎のフラワーライナーが走る写真が使われています。これは成田駅の宝物になりそうです。

 

 表面のご挨拶には「フラワー長井線がより皆さまに愛される鉄道となるよう、また末永くご利用いただけますよう努めて参ります。」とあります。社員の皆さんにとっても大変な経験だったはずで、これからの一致団結した組織経営に期待したいと思います。そして私たちもまた、継続して応援していきたいと思う。

2026.06.03:orada3:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅱ]

林博昭「おしょうしな ~車両のない山形鉄道~」

  • 林博昭「おしょうしな ~車両のない山形鉄道~」

 6月5日(金)から、林博昭さんの「おしょうしな ~ 車両のない山形鉄道」が、スタートします。「車両のない」というタイトルを見た福島の方が、「私も列車が入らない鉄道風景を撮りたいと思っていたんです。絶対見に来ます。」と言ってました。

 加えて「おしょうしな」というのも驚きです。林さんは自身のSNSに、このタイトルに込めた思いを綴っていました。「『おしょうしな』とは山形県置賜地方の方言で『ありがとう』という意味です。このローカル線を維持してくれる人々に感謝の意を込めてこのタイトルを選びました。」。でも本当は『頑張れ山鉄!』にしたかったのですが『頑張れ』の方言が分からなくて、『おしょうしな』にしたのだそうです。

 

 『おしょうしな』の語源については、改めて「成田駅前の変な民俗学者」がお話ししたいと思います。林さんの作品は、私たちが気付かなかったものを教えてくれるような気がします。どうぞおいで下さい。

2026.06.01:orada3:コメント(0):[イベント情報]

7人展の作品から  羽前成田駅の春

  • 7人展の作品から  羽前成田駅の春

 「7人展Ⅹ」の最後に紹介するのは、遠藤博さんの「駅の春」です。この作品を見た時、「あれっ、この構図は初めて見たなあ。」と思いました。

 

 今まで桜と列車と駅舎の三つのポイントを扱った作品はありますが、いづれも桜か列車が主役になっているのです。しかし遠藤さんの作品は、駅舎が主役になっています。

 

 この作品をご覧になった方が、「この方は、駅舎が好きなんですね。」とおっしゃったのが印象深いものでした。そうなんですよね、ふるさとの風景の主役は100年駅舎だったのだ、と思いました。遠藤さん、気づかせてくれて、ありがとうございました。

 

【おらだの会】「7人展Ⅹ」は、明日31日の午後3時で終了となります。ご協力下さいました作家さん、誠にありがとうございました。今回は今まで以上に、沢山の方にご来場いただき、「フラワー長井線にはいろんな魅力があることを知った」、「素晴らしい作品なので大きなサイズで見たかった」などたくさんのご意見や感想をお寄せいただきました。ありがとうございました。来週からはまた新たな展示が始まりますので、どうぞ足をお運び下さい。

2026.05.30:orada3:コメント(0):[イベント情報]

7人展の作品から  カメラマンはどこを見てる?

  • 7人展の作品から  カメラマンはどこを見てる?

 八巻孝男さんは、松川橋梁の四季を提出してくれましたが、紹介するのは「夏」と「冬」です。「夏」は夏草の濃い緑と青い空、そして絵筆で粗挽きしたような白い雲が、爽やかでエネルギッシュな夏の景色を捉えているようです。「冬」は、一面靄に包まれた中を最上川の水面が光り、影となった列車が鉄橋をわたる光景が水墨画のように描かれています。

 

 この二つの作品を見て、シャッターを切る時に八巻さんの目は、どこに焦点を合わせているのだろう、という疑問が湧いて来ました。そして自動車教習所での初めての路上訓練の際に教官から言われた「一点を見てはいけない。前方の全体を見ながら注意すべきポイントを掴まえろ」との言葉を思いだしました。

 

 写真家は雲や靄、草や川面といった画角の全体を確認しながら、橋梁を上って来る列車の姿を意識の中で追いかけながらシャッターを切る。そんな作業を行っているのかも知れない。静と動という相反するものを追いかけながら、光と色彩をも一枚の中に封じ込める、それが鉄道写真の醍醐味なのかも知れないな、などと妄想してしまう。

2026.05.28:orada3:コメント(0):[イベント情報]