8月22日
宮城県仙台市より参りました。東北の駅舎にはいろりがあることが多い感じがします。フラワー長井線素敵ですね。
8月223日
5月ぶりに旧長井小学校まで来たので、足をのばしました。花壇の花がきれいに咲いていていやされます。(うみのもずく)
8月29日
三重より西大塚に続いてこちらにも訪問。駅舎内に囲炉裏があるとは・・・。一時間ほどゆっくりさせてもらいます。
【おらだの会】写真は9月13日に撮影したものです。
最後はSilver Wingさんの「かたはれ時に向かって」。Silver Wingさんの作品は、すべてつばさ号を題材としているが、夕暮れの中を走る姿を映したこの作品は特に印象深いものである。
作品以上に印象深いのが題名である。杪冬(びょうとう:冬の終わり)、寳果(ほうか:宝物のような果実)という難しい漢字を使用したものがある。またアニメ「君の名は」で使われたという「かたはれ時」、そして楽曲名からとられた「君がいた夏」、「Heavenly Flight」もある。
作品に添えられた題名は、鑑賞者にとってはその作品をより深く理解することを助けてくれるものであり、作品の一部とも考えられる。Silver Wingさんの作品は、若い人は写真と音楽、物語が融合して創作していることを示すものかもしれない。まさに「若い感性」なのかもしれない。若い作家さんがそれぞれの目指すものを求めて、銀の翼を広げて羽ばたかれることを願っている。
たこ焼き/新幹線さんは、四季それぞれの山形新幹線を題材にした作品を出品されているが、その中で「板谷峠の彩り」を紹介したい。
つばさ号は板谷峠を越えると、谷底を目指して全身を揺らしながら疾駆する。まるで故郷への早い到着を願う我が心を知るように感じたものである。その車両を外から見ると、作品のような絵になるのだろう。強調された山々の紅葉が、アニメーションの世界に引き込むようである。その中を疾走するつばさ号は、龍神の姿を想起させるものである。
たこ焼き/新幹線さんの冬の作品には「雪解けが始まった置賜盆地」がある。吾妻連峰を背景にゆったりと走るつばさ号がある。四季それぞれに、それぞれの場所で、それぞれの表情を見せる新幹線の姿を、どうぞご覧になってください。
国鉄DE10型ディーゼル機関車が好きだというただのDE10好きさんの作品は「峠下り、初夏の山形へ」。高くそびえる県境の山並みを越えて、列車が山形(あるいは故郷)に入って来る。この風景は、もちろん目に見えている光景なのであるが、作者の心に浮かぶ情景でもあるのだろうか。
汽車通学を経験した方が、「あの西山の風景が、一番記憶に残る故郷の風景だった」と語ってくれました。ふるさとの原風景として、山の存在は大きなものがあるように思う。かつて『7人展Ⅶ~私の長井線』に出品された歌丸の人さんの「紅(くれない)の山」を見て、「東西南北それぞれの山容の作品を見てみたいものだと思う。」と書いていたことが思い出された。
続いて、たなあきさんの作品「厳冬を支える」である。「厳冬を支える」というタイトルは、厳冬の中でもみんなの足として暮らしを支えているという意味であろうか。
車体に雪をまとった列車がホームに並んでいる。運転手の姿が見えないことで、列車同士が会話しているように思えてくる。「今日は吹雪くね!」「あそこの吹き溜まりには気をつけろよ」などと、お互いに声を掛け合って、励まし合っているようにも見えるのである。そしてこの舞台にとって、雪は不可欠な小道具であることに気づかされる。
鉄道写真には車両、駅、人、自然など、たくさんの題材があるけれども、テレビで人気の「機関車トーマス」のように、列車同士の物語があっても楽しいように思う。さて、子供たちは、この作品にどんな物語をイメージするのだろうか。