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「おしょうしな」展の作品から  有るものが無かったら

  • 「おしょうしな」展の作品から  有るものが無かったら

 林さんの作品展のサブテーマは「車輌がない山形鉄道風景」である。そこで二つの作品から、「有るものが無いこと」の意味を考えてみたい。

 

 まず左の作品を見て欲しい。朝靄の中にレールが伸びている。ここに列車の姿があったらどうだろう。「刈り取りが終わった静かな田舎の朝だ」、「靄の中から列車が現れた」などの感想が浮かんでくるように思える。しかしながらこの作品の前に立つと、「この風景にどう感じるか」、「列車は来るのだろうか」などと思い巡らしている自分に気づくのである。有るもの(列車)が無い風景においては、自分が主役となってその場に立つことになる、そんな風に思うのだ。

 

 次に右の作品である。この作品を見られた方が、「懐かしい風景ですね。」と感想を語ってくれました。踏切をモチーフにした作品では、いすみ鉄道の「ここには何もないがある」のポスターが有名である。両者の違いは、いすみ鉄道のポスターには車輌はあるが、山並みや暮らしの風景がない点である。林さんの作品では、踏切の前に立つ現在の自分と故郷の想い出をつなぐ穏やかな時空間が生まれ、列車の音やレールの振動も懐かしい記憶の一部として聞こえて来そうなのである。さて、林さんの作品に車輌が登場(乱入)して来たら、果たしてどうなるのでしょうか。

 

 この作品に無いものが有ったら、逆に有るものが無かったら、などと思いながら鑑賞するのも面白いのではないでしょうか。もしかすると、作者の意図に近づく事ができるのかもしれない。

2026.06.15:orada3:コメント(0):[イベント情報]

「おしょうしな」展の作品から  際立つ桜の彩り

  • 「おしょうしな」展の作品から  際立つ桜の彩り

 6月5日からスタートした林博昭さんの「おしょうしな」展の中から、作品の幾つかを紹介したいと思います。最初は、桜をメインにした二つの作品です。

 

 右は梨郷駅の桜で、桜の下を犬と散歩している日常の一コマ。左は成田駅です。桜と木材のコントラストが際立ち、木材を飲み込んでしまいそうな枝垂桜桜の姿があります。桜は公共施設のシンボルとして多くの場所に植えられていますが、林さんは全く異なった桜の姿、本質を映し出しているように思います。

 

 二つの作品を斜めから見ると、桜の花びらが盛り上がって見えます。強い発色と本物のような質感が油彩画のようにも見えてきます。そして人の目を引き付ける強力な磁力を持った一点があるようにも感じます。

 

 100%素人の無責任な感想が混入しておりますこと、林さんには何卒お許しいただきたいと思います。皆様にはぜひ会場に足を運んでいただき、実際の作品を見ながら、その素晴らしさと奥深さを味わっていただきたいと思います。

2026.06.13:orada3:コメント(0):[イベント情報]

私たちの「宝物」

  • 私たちの「宝物」

 5月21日発売のJTRAIN(102号)で、羽前成田駅が紹介されました。筆者は写真家の神谷武志さん。今年のお花見会においでになられた方です。

 

 ■4月末、山形鉄道羽前成田駅に行っておりました。地元の人たちが慈しみ、宝物のように大切にしている駅。人々の出会いの場として、今も素晴らしく機能していました。駅務室では、同じくこの駅と地域を愛した広田泉さんを偲んで、米屋こうじさんたちの手によるミニ写真展も。きっと泉さんも喜んでいたことでしょう。

 ■おらだの会のこと、米屋さんと泉さんのことをどうしても書きたくて原稿を作りました。あの駅舎は「おらだの会」の皆様の気持ちの結晶ですね。皆様にどうぞよろしくお伝えください。

 

 神谷さんのSNSでのお言葉です。このように受け止めてくださる方と出会えることは、とても嬉しくありがたいことです。私たちが大切にしていきたいもう一つの「宝物」は、そこにあるような気がします。

2026.06.11:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

木造駅舎を愛する同志

  • 木造駅舎を愛する同志

 群馬県の桐生市、みどり市を中心に購読されている日刊新聞「桐生タイムス」に、羽前成田駅のことが紹介されました。投稿者はわたらせ渓谷鐵道にある上神梅駅でボランティア活動をしているチーム上神梅の代表・高草木裕子さんです。高草木さんは、4月の第1回泉米会写真展に出品。お花見会にも参加された方です。

 

 上神梅駅は1912年(大正元年)9月5日、足尾鉄道の開通に伴って開業しましたが、1989年(平成元年)3月29日、JR足尾線の第3セクター化によってわたらせ渓谷鐵道の駅となりました。2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録されている駅舎です。このような歴史ある駅舎の環境を守るために、作業の応援団を域外の愛好者に呼びかけ、一緒に汗をかきながら交流を深めていくという運動を続けています。こうした活動の在り方は当会も参考にしていきたいと思います。

 

 高草木さんは投稿の最後に「木造駅舎を愛する同志として、末永くお付き合いさせていただきたい団体です。」と結んでいます。以前、平成筑豊鉄道の社長さんが羽前成田駅においでになった時に、全国の木造駅舎の連携があったら楽しいだろうと思ったことを想い出しました。何よりも「同志」という思いが嬉しいですね。

  平成筑豊鉄道の河合社長との交流はこちらから

  →木造駅舎めぐり:おらだの会 

2026.06.09:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

早朝作業の2連チャン

  • 早朝作業の2連チャン

 6月7日、今朝は6時から町内会の環境整備活動が行われました。地区内の道路側溝の泥上げや道路敷地の除草作業を、町内総出で行います。

 

 約一時間の作業が終わってから、おらだの会のメンバーは駅前に移動して、駅周辺の花壇の整備作業を行いました。花壇内の除草作業とポット苗の移植作業です。ポット苗は市の「花いっぱい運動」で提供してもらったものです。

 

 中腰作業の2連チャンは、さすがにキツイものがありましたが、それでも駅を訪れた人が喜んでくれると良いなぁと思います。今日は朝から頑張ったので、「慰労会」は無しですが、きっと良いことあるぞ!

2026.06.07:orada3:コメント(0):[イベント情報]