朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
平成元年(1988)「町にある自然を活かし共生できるような観光地づくり」を目指した町営の朝日山麓家族旅行村「Asahi自然観」が建設されました。ホテル、コテージ、キャンプ場、スキー場、グラウンドゴルフコースがあり、ブナ林の自然を満喫できる宿泊施設となっています。近くの高台には町民の寄付により建立された「空気神社」もあります。
TEL0237-83-7111 →公式PCサイト →モバイルサイト →アクセスマップはこちら |
|
白倉集落からAsahi自然観に至る途中にカタクリ群生地があります。花の季節のみ一般に公開されています。可憐に咲く一面のカタクリに圧倒されます。例年ゴールデンウィーク頃が見頃です。
※私有地につきマナーは守りましょう。 お問い合せ Asahi自然観 電話0237-83-7111 →アクセスマップはこちら ※公開される季節には誘導看板が設置されます。季節外の見学はご遠慮下さい。 |
空気神社参道「水のモニュメント」近くに、太いご神木のある山ノ神のがひっそりと祀られています。空気神社参道は、かつての朝日岳山岳信仰の修験者道であり、戦後まではこの少し先に「滝の風(たきのふ)」という集落もありました。
→アクセスマップはこちら ※ブナ林の中の太い杉の木(ご神木)が目印 |
昭和新田遺跡は秋葉山の北側、粧坂集落より西方に200mほど入った所にあります。大谷川支流の沢に接し、自然堤防上に集落が確認されました。遺物としては、縄文土器や石器、そして平安時代の須恵器、土師器などが出土し、また柱穴、溝跡などが確認されています。
※『大谷郷』より抜粋 ※写真は日光山と昭和新田遺跡 →アクセスマップはこちら ※現在は水田に埋め戻されています →秋葉山エリア(大谷) |
前田沢の国道から50m程入った山際の丘の上に祭られているのが「夜観音」で有名な観音堂です。棟札を見ると享保3年(1718)に再建されたことが分かります。別当成原家は、350〜400年の歴史を誇る旧家であり、先祖藤三郎は飛騨の国高山の人で、故あって甲冑、大小刀、笈を背負って当地に来て観音堂を建立したと伝えられています。天井図には狩野派系と推定される雨龍が描かれており、観音信仰と竜神信仰が結びついたものと推定されています。祭礼は8月10日夕方から夜にかけ催されますが、この日参詣すれば四万六千日の参詣のご利益があると伝えられています。昭和の始めまでは夜店が立ちならび、近郷近在より参詣者で賑わったそうです。五百川三十三観音第24番札所(聖観音)朝日町大字宮宿1610-2
※以上『ふるさと朝日町散歩』より抜粋 『前田沢の歴史』より抜粋 →五百川三十三観音縁起 →五百川三十三観音霊場一覧 →アクセスマップ |
南蔵院の系図によると、初代玄長坊は、室町時代の宝徳2年(1450)生まれで文明17年(1485)36歳で死亡しています。4代と7代が南蔵院を名のり、10代以降は幕末まで世襲、代々白山神社の別当を務めた家柄です。
※写真は正面が白山神社跡、右が南蔵院 ※『大谷郷』より抜粋 →アクセスマップはこちら ※個人宅です。屋敷内には入らないで下さい。 →秋葉山エリア(大谷) |
永林寺開祖の道愛禅師が尊崇した虚空蔵菩薩の御堂は、永林寺があった開山に建立されています。二間四面のお堂で創建は古く、応永5年(1398)といわれています。徳川将軍から五石七斗のご朱印状を受け、由緒ある虚空蔵様として信仰されてきました。
※『大谷郷』より抜粋 →アクセスマップはこちら ※分かりづらい場所にあります。地区の方に尋ねるかエコミュージアムルームにお問い合わせ下さい。 →秋葉山エリア(大谷) |
ニ渡観音は応永2年(1395)に建てられた町内でも古い観音堂で。堂内の縁起書によれば「白田内記家の先祖が月山参りの途中、白髪の老人に逢い『私はニ渡りの神なり、郷里に帰りニ渡の社を建て信心すれば必ずや村を守るであろう』というお告げがあったので社を建て自ら別当となった。」とあります。徳川将軍より二石六斗のご朱印状を受け、格式ある神仏として崇拝されてきました。
※『大谷郷』より抜粋 五百川三十三観音第16番札所(聖観世音)朝日町大谷1858 →五百川三十三観音縁起 →五百川三十三観音霊場一覧 →アクセスマップはこちら ※大谷往来館や峯壇公民館のそばです。 →秋葉山エリア(大谷) |
創建不詳。最上家親が寒河江城主であった慶長9年(1604)、堀(保利)内匠に与えた安堵状などからみて、400年以上も前と推測されています。最上家改易後、引き続き徳川将軍より二石九斗六升のご朱印状を受けています。
江戸時代には180坪の境内をもち、本社、拝殿ともに10.5坪、稲荷社、鳥居などもあったという記録があります。現在は保利家の庭園内に記念の小祠が建てられてあります。 ※『大谷郷』より抜粋 ※個人宅につき見学不可。 →秋葉山エリア(大谷) |
江戸時代の頃は、境内は990坪もあり、笹屋敷とか阿弥陀屋敷といわれていました。広大な境内には、本社、拝殿、鐘楼堂、鳥居が建ち、八幡領二十一石六斗四升のご朱印地を徳川将軍より安堵され、古くから格式ある八幡様として崇敬されてきました。明治に入り、神仏分離令により、八幡神社は別当である大谷家の門前に、阿弥陀如来は庭園内にとそれぞれ分離建立され現在に至っています。
※『大谷郷』より抜粋 ※写真は八幡神社 →アクセスマップはこちら ※阿弥陀堂は屋敷内にあります。無断で入らないで下さい。 →秋葉山エリア(大谷) |
あらゆる悩みや苦しみを身代わりし、どんな願いも叶えてくれるといわれ、昔から庶民の心のよりどころとして親しまれてきました。大谷にも主な街道の入口に六つの地蔵堂があったといわれ、村人の幸せや安全を守ってきました。愛宕地蔵尊・延命地蔵尊・鍛冶地蔵尊・永林寺延命地蔵尊・安産地蔵尊・えんこ淵地蔵尊(増水で流失)があります。(写真は鍛冶地蔵尊の万年堂)
※『大谷郷』より抜粋 →アクセスマップはこちら →秋葉山エリア(大谷) |
昭和初期、村の主産業だった生糸が大暴落しました。このため開田計画を立て、昭和13年、用水確保のために大谷川をせき止め溜池建設に着手したのです。当時は日中戦争や太平洋戦争のさなかで資材が不足するなど困難をきわめていました。昭和19年には国の命令で、未完成のダムに貯水し田植えを強行させられましたが豪雨に耐えきれず決壊。さらに終戦を迎え復旧工事は中断します。長い苦難の歳月を経て、昭和24年の春についに完成しました。
平成22年3月農林水産省のため池百選「馬神ため池と大谷の郷」に選ばれました。 ※『大谷郷』より抜粋 →アクセスマップはこちら →秋葉山エリア(大谷) |
All Rights Reserved by asahimachi ecomuseum
ブナの森についてのエコミュージアムサテライト展示コーナーもある宿泊施設「朝日鉱泉ナチュラリストの家」は、登山や渓流釣り、山菜・茸採り、自然観察の基地として利用されています。(見学は問合せが必要)
▽朝日連峰エリアをもっと探る______
→概要詳細はこちら
→住民学芸員のお話はこちら
→大朝日岳ビューポイント
→関係団体・書籍はこちら
→関連もよおしはこちら
→アクセスマップはこちら
▽お問い合わせはこちら_______
〒990-1442山形県西村山郡朝日町大字宮宿2265
朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」
エコミュージアムルーム内
TEL:0237-67-2128
eco@town.asahi.yamagata.jp
▽飲食・宿泊情報はこちら_______
朝日町観光協会サイト
→朝日町観光協会サイト
→朝日町観光協会サイト(PCサイト)