朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
朝日町の文化財や名所を携帯電話サイトが案内いたします。16エリアに分け500点以上のデータを収めてあります。住民学芸員のお話も読むことができますので、風景だけではない朝日町の環境と住民の関わりについて、より深く知ることができます。町外の方は観光に、町内の方は郷土学習にお役立て下さい。
〔方法〕 ■現地でQRコードを読み取る 各見学場所の拠点に貼付けてある「QRコードシール(画像参照)」を携帯電話で読み取りモバイルサイトを開けば、その場でエリア概要や見学ポイントについての詳しい説明を読むことができます。 ■あらかじめこのサイトを携帯電話に登録 あらかじめ当サイト左下のQRコードを携帯電話で読み取り、モバイルサイトを登録しておけば、シールを探さなくてもどこでも開くことができます。下記アドレスを入力しても開きます。 http://asahi-ecom.jp/m/ ■和合産直のケータイガイドマップ 産直和合様の駐車場にケータイガイドマップを設置しております。朝日町にいらした時はこの看板でQRコードを読み取ることができます。パンフレットも置かせていただいております。 (お願い) このサイトは、朝日町エコミュージアムがこれまで培ってきたデータを紹介することにより、郷土学習や観光に、より深く活用されることを目的に運営いたしております。 よって、サイト内で紹介しているほとんどの見学地は、観光地として整備している場所ではありません。アクセスマップも細道までは表示されません。 予め御了承の上、見学の際は下記についてご留意下さるようお願い申し上げます。 ・安全に留意し危険な場所には近づかないで下さい。 ・マナーを守り、無断で個人敷地内に入らないで下さい。 ・不明な場所につきましては、エコミュージアムルームへお問い合わせ下さい。または、エコミュージアムガイドをご利用下さい。 Tel0237-67-2128(月曜休) →ケータイガイドのシステム制作について |
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お話/佐竹啓次さん(高田区長) ■きっかけと整備 ビオトープは平成16年に造った。きっかけは、公民館が新しくなった時に、減反休耕田になって荒れている裏の景観だった。なんとかしようということになり、地主の方にも協力してもらいメダカやホタルの棲む池を造ることになったんだ。 池に流れ込む堰は、地区の方々と相談して、町の志藤六郎村おこし基金を使って、地元の建設会社に頼んで整備した。石は上郷のものを使った。 ■朝日町在来メダカとの出会い メダカは大谷の渡邉勝美さんから譲っていただいた。有名な宇宙メダカを育てている天童市の佐藤政則さんに相談したら、渡邉さんが溜め池で朝日町の在来種を守っていることを教えて下さった。昔は身近な川にいたのになぁ。 最初は14匹からスタートしたけれど、今ではたくさんいる。今年も小さいメダカがたくさん生まれた。2年位生きるみたいで、親と子供とひ孫という感じで、3世代いるようだ。 ■管理 周りの草は、地区の方々がボランティアで刈ってくれている。刈るのは大変な作業だけど、みんなやる気まんまんでしてくれている。今年は3回くらい刈ったかな。池の浮き草はメダカの隠れ場になっているけれど、そのままにしておくと水も見えなくなるほど増えてしまうので、度々取り除いている。 ■様々な生き物の住処 ここには丸々太ったトノサマガエルやウシガエルもいる。太っているのはメダカを食べているからじゃないかな。身近に見かけなくなったイトトンボも、ここには3種類程いる。この前は、何十年かぶりでカワセミが飛んできた。サギもよく来る。メダカやカエルを食べているんじゃないかな。タニシもカワニナもたくさんいる。このカワニナをゲンジホタルの幼虫が食べているんだ ■ホタル観賞会 ホタルはだいたい6月20日から7月10日まで見られる。ピークは、その年にもよるけど6月28日あたりかな。夜でも気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られる。 毎年、スイカや飲み物を準備してホタルの鑑賞会をみんなで楽しみながらやっている。こんな小さな堰に、ホタルがずらぁと来るから「何でこんなに多くホタルが来るのか」「不思議だ」と、みんな感心して見ていく。特に子供たちがすごく喜んでくれて、その顔を見ると、また整備を頑張ろうという活力になってくる。メダカもホタルも、地区のみんなで育ててきたから、見学に来てもらえるのがとてもうれしいんだ。 (取材/2010年7月 逸見なぎさ) 上記ダウンロードボタンよりPDFファイルを開く事ができます。 →渡邉勝美さんのため池 →佐竹啓次さんプロフィール →メダカとホタルの里マップ →高田のブナ林 |
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朝日町の地酒「豊龍」を作る鈴木酒造(月山酒造に合資)は、朝日銀山の歴史とともに300年の歴史を誇る県内一小さな酒蔵です。杜氏がもろみの発酵する音を聞いて管理しています。酒蔵を訪ねお話をうかがいます。町外の方もお待ちしております。
日 時 2011年 2月 6日 午後1時半より 案内人 長岡秀典 定 員 15人(初めての方を優先いたします) 参加費 / 500円(保険料込み) 申込み / 朝日町エコミュージアムルーム TEL0237-67-2128(月曜休) →鈴木酒造について →フォトギャラリー(PC) |
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お話 / 佐竹啓次 氏(高田区長) ■高田地区について 高田は、標高300m。15戸の人口は39人。60歳以上の方が多い集落。いまだに五つの蔵も残っている。立派な石垣も素晴らしいよ。 みんなで力を合わせて元気にやりましょうということで、数年前から「ブナ、メダカ、ホタル」を柱に頑張っている。手作りの案内看板もあちこちに立ててあるが、これは10年前に引っ越していらした岩崎孝彦さんにお願いして作って貰ったんだ。岩崎さんは絵も堪能な方だ。なかなか洒落た看板で、すごく評判がいい。高田地区のいいとこは、良いものはすぐ取り入れるところ。欲張りって言われるかな。 ■ブナ 「ブナ」は250年も生きる木だそうだ。高田地区のブナ林は、戦時中の昭和19年に飛行機の材料として国に供出するために、原生林を伐採し、それから育った森だ。樹齢は65 年くらいだから、人間の歳になおすと、25、6歳くらいの若者だね。推定で400本ほどある。 以前は「ブナ」をわざわざ見ようという考えはなかった。しかし、このブナ林は宮宿から6kmのとても身近な場所にある。3年前から山形県の「みどり環境税」を利用して、ブナ林の美しさを身近に知っていただけるように力を入れてきた。 その一つが、一周りおよそ3.5kmある手作りの探索コース。なるべく人工的にならないように整備し、一部は獣道も利用する事によって、 人が頻繁に手入れをしなくても良いように考えた。途中には、棚田や30ヘクタールの地区所有の杉林、ヤマナシの大木、炭焼き跡、伝説が残る修験者の道も通る。展望台は2つ整備した。東展望台からは宮宿を一望でき、西展望台からはAsahi自然観を手前に朝日連峰の大パノラマを手にとるように見る事ができる。 恒例になった「ブナの森探索会」ではそれらを説明しながら区の皆さんと案内している。3回目の今年は雨にもかかわらず35人の参加があった。ブナの木肌につけられた熊の爪痕を見せたら、大人は怖がっていたが子供たちはとても喜んで見ていた。参加者の中には、「マイナスイオンを感じ、胃の病気が良くなったみたいだ」と、うれしい感想を話してくださった方もいる。 来て下さった方から喜ばれると、自分たちの力にもなる。今の高田地区の生きがいでもあるんだ。 (2010年7月取材 逸見なぎさ) 佐竹啓次さんプロフィール ※上記ダウンロードボタンより印刷用pdfファイルを開けます →高田ブナ林探索会の様子(PC) |
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発行/一歩会(朝日町) 編集協力/NPO法人朝日町エコミュージアム協会
昭和62年に出版された『五百川郷の方言集』(編集・発行/一歩会)が23年の時を経て改訂されました。前作に載せきれなかった方言が多数追加され、「季節のならわし」や「方言よもやま話」なども新しく収録されました。 さらに、文字で読むだけで伝わらない方言の微妙な発音を伝えるために、いもがわ弁で話している様子を撮影したDVDも付いており、目と耳の両方で楽しむことができる大変ボリュームのある本に仕上がっております。800円 お求めはエコミュージアムルーム Tel 0237-67-2128 |
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朝日連峰を初めて世に表した山岳写真家故阿部幸作さんは、昭和30年代より8mmで朝日町の懐かしい暮らしや風景を遺して下さっていました。仮装行列、花笠パレード、五百川織り、運動会など朝日町の人々がたくさん映っているフィルムを編集しドキュメンタリー映画を作りました。完成記念上映会では、会場が歓声や笑いに包まれ大好評をいただきました。価格1500円
※収益はエコミュージアム活動に充てられます。
※送料を負担いただくと郵送いたします。
※町内の集会などでの上映も賜ります。