朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
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高田地区や下芦沢地区の区長さんより、ホタルがそろそろ見られ始めた情報をいただきました。高田の佐竹啓次さんは「見頃は、毎年6月20日から7月10日頃の夜8時〜9時頃。ピークは6月末頃。夜でも気温が高く、湿った空気の時にたくさん見られる」とのこと。どうぞ出かけてみて下さい。
※詳しい場所はエコルームまでお問い合わせ下さい。 →メダカの高田分校とホタルの里 →高田メダカとホタルの里マップ |
編集・発行/朝日町エコミュージアム研究会
地元の中学生が家族と相談し選んだ各地区の宝ものをカルタにして、楽しく学べるようにしました。毎年、新一年生に贈呈しております。2012年に三度目のリニューアルをしました。1000円 |
朝日町エコミュージアムの小径第13集『明鏡橋物語』。発行/NPO法人朝日町エコミュージアム協会。
最上川本流で初めての橋が明治8年に架けられた明鏡橋でした。その後、洪水等で流失が相次ぎますが、昭和12年(1937)に永久橋として県内初のコンクリート製アーチ橋が架けられました。これが選奨土木遺産に選ばれた「旧明鏡橋」です。平成20年に開催された70周年記念事業では、橋の写真家平野暉雄氏が「開腹型アーチ橋では日本一心なごむ橋」と講演なさいました。 「朝日町新聞」で連載された故菅井敏夫氏の思い出話をはじめ、近隣の皆さんのお話や架橋の歴史年表、施工図、周辺地域の見学ルート等を掲載しています。 頒布価格500円 ※エコルームでお求め下さい。 ※郵送希望の方は別途送料140円ご負担下さい。 →旧明鏡橋について |
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お話/渡邉勝美氏(大谷二)
■きっかけ もともとため池にメダカがいることは知っていたが、珍しいとは思わなかった。6,7年前に、噂を聞きつけた城北高校の辻徹先生がため池を訪れてくれて、珍しいとわかった。ある時、小さな鳥がたくさん来てメダカを食べているのを見た。その鳥が憎らしくて、メダカを守るために睡蓮を植えたんだ。そしたらどんどん増えて、メダカよりも睡蓮のほうが逆転して名物になってしまった…。 ■睡蓮と田んぼの花々 睡蓮は、6月20日頃から、6アールのため池一面に咲き始める。白とピンクのほかに黄色も遅れて咲く。8月いっぱい位までは咲いているね。田んぼの土手には、あやめをはじめ色んな花を植えている。睡蓮の花の最盛期はちょうどあやめと同じ時期なんだ。あやめの花が咲いているのが道路から見えるらしくて「咲き頃だな」とみんな見学に来る。遠くから来てくれる人もいる。アザミも7種類ある。珍しいピンクのアザミは、たった一輪咲いていたものから種をとって増やした。これまで何百人もの人に分けてあげたんだ。他にも菊やポピーも育てていて夏は忙しい。 今年はため池の漏水で心配している。代掻きの時に水を抜くと、なかなか溜まらなくなって、繁った睡蓮がばったばった倒れたままでかわいそうだ。ため池は明治時代に造られたものだから簡単には直せないんだ。 ■メダカの管理 新潟辺りまでうちのメダカを持っていったりする。同じ場所にいると、近親交配でいつかは絶滅してしまう。この間もよそから10匹くらい持ってきて放流した。「分けてもらいたい」っていう人がいるから水槽でも育てている。 冬は、氷が張ると空気がいかなくて窒息死するから、池の氷を割りに来るんだ。 ■生き物の天敵ウシガエル 20年くらい前、外来種の食用ガエル(ウシガエル)が爆発的に増えたもんだから、トノサマガエル、モリアオガエル、イモリ、ヤモリ、ゲンゴロウ、みんな食べられちゃっていなくなった。大切にしていた鉄魚(金魚の原種。尾が体と同じくらいの大きさでとても優雅。)もやられてしまった。メダカは割合速く泳ぐから、食べられる率は少ないんだと思う。いきなり外国から入って来たものだから、天敵といったら自分の仲間しかいない。「うかうか外国のものを持ってくるべきじゃない」ってことだな。雑草も野生の動物も、もう半分は外国産だね。 ■最近の生き物 別の池に、一昨年あたりから見たことのないトンボがいる。シオカラトンボみたいな大きさなんだけど生態が違うんだ。去年たくさん産卵していたから水を絶やさないようにしている。それからサンショウウオの卵。ウシガエルにやられてから、見たことがなかった。よく生きていた。今年はウシガエルがいなくなったんだなあと思うと少しよかったね。 (取材/平成23年4月 川邉冬希) →渡邉勝美氏 →大谷の睡蓮ため池 |
戦国時代、直江兼続によって朝日連峰の尾根沿いに、全長60kmにも及ぶ朝日軍道が開削されました。この軍道跡を葉山から大朝日岳山頂まで眺めることができます。
推薦・写真 / 設楽國雄さん(西川町) →マップ →ビューポイント33一覧 →朝日連峰について →ツイート |
御影森山(みかげもりやま)頂上は狭く四畳半程の広さですが視界が良く、大朝日岳を頂点とした山並みの懐の深さを感じる山容を見ることができます。近年、若い登山者が好んで登っているようです。
推薦・写真 / 花山忠夫さん(宮宿) →マップ →ビューポイント33一覧 →朝日連峰について →ツイート |
朝日町内で気候が最も厳しく、背の高い木は育ちませんが、雪解けとともに多くの高山植物が咲き始め、御花畑とともに大朝日岳の姿を眺めることができます。
推薦・写真 花山 忠夫(宮宿) →マップ →ビューポイント33一覧 →朝日連峰について →ツイート |
目の前に大朝日岳がせまり、大朝日小屋がはっきり見え近くに感じることができます。秋になるとハイ松の緑と赤や黄色に紅葉した低木が美しいコントラストを描きます。
推薦・写真 / 花山忠夫さん(宮宿) →マップ →ビューポイント33一覧 →朝日連峰について →ツイート |
鳥原山展望台から小朝日岳へ向かうルートの中間点のブナ林の間から、大朝日岳を望むことができます。秋には登山道脇のナナカマドやドウダンが真っ赤に色づきます。
推薦・写真 / 小川澄夫さん(太郎) →マップ →ビューポイント33一覧 →朝日連峰について →ツイート |
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長年旧明鏡橋のそばで菓子店を営んでいらっしゃる菅井一夫さんにお聞きしました。エコミュージアムの小径第13集『明鏡橋物語』より抜粋。上記ダウンロードボタンよりpdf ファイルを開いてご覧下さい。
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