朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
朝日町には山形県指定無形文化財の角田流獅子踊りが、八ッ沼地区と大谷地区に伝承されています。今年は8月15日に両方の獅子踊りが披露されます。旧暦閏年の今年は八ッ沼春日神社大祭で大名行列が行われ獅子踊りも披露されます。また、大谷地区は毎年送り盆の15日に「供養獅子」として永林寺境内で披露されます。両方見られるのは4年に一度のチャンスです。ぜひご覧下さい。
■八ッ沼獅子踊り 午前8時半春日神社祭礼 9時10分に神社出発 ■大谷獅子踊り 午後5時半過ぎより永林寺本堂前 ※写真は八ッ沼の獅子踊り → 大谷角田流獅子踊り |
全国の星空調査で3位に輝いたことのあるAsahi自然観で、今年も星空観察会が開かれます。星に詳しいエコミュージアム案内人や山形天文同好会の先生が望遠鏡などを使いながら案内してくれます。参加費は無料です。
期日 8/11(土)・18日(土)・9/15(土) 時間 8月:午後8:00〜 9月:午後7:30〜 ※10分前までお集まり下さい 場所 Asahi自然観内「大空」前芝生広場 ※星が見えない時は屋内で星空案内を行います 定員 30名程度 主催 Asahi自然観 詳細は →Asahi自然観 |
新緑の季節。若葉に包まれた山々の奥に最も美しい残雪の大朝日岳を見ることができます。その美しい風景を訪ねるとともに、金毘羅神社では、周辺を桜でいっぱいにする活動について今井倭子さんに伺います。和合平ではりんご栽培に関するお話を推薦者のチェ・ジョンパルさんに伺います。
そのほかヒメサユリが美しい一本松公園や、町を見下ろす世界のりんご園からの風景も訪ねます。みなさまのご参加を心からお待ちしております。 日 時 6月10日(日)午前9時〜12時 案内人 長岡信悦 お 話 今井倭子さん(金毘羅神社別当) チェ・ジョンパルさん(清野りんご園) 参加費 500円(保険・資料代他) 申込み エコミュージアムルーム ☎0237-67-2128(月・木休み) 主 催 朝日町エコミュージアム案内人の会 共 催 NPO法人朝日町エコミュージアム協会 →大朝日岳ビューポイント →朝日連峰エリア |
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白倉集落からAsahi自然観に至る途中のカタクリ群生地「かたくり園」が、今年も一般に公開されています。可憐に咲く一面のカタクリの美しさに圧倒されます。 ※所有者のご好意で開放されています。採取禁止です。 詳細情報は →Asahi自然観サイト(携帯) →Asahi自然観サイト(PC) お問い合わせ Tel 0237-83-7111 ※写真/Asahi自然観 |
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5月3日は豊龍神社のお祭りです。宮宿地区を挙げて盛大に行われます。午前9時半より大獅子、小獅子が、10時より小学生低学年の樽神輿、高学年の宮神輿渡御が行われます。屋台も出て賑やかです。商店街では「豊玉姫まつり」も開催されます。前夜祭は2日午後6時より大人の神輿渡御が行われます。 (所在地/朝日町宮宿) ※写真は前夜祭(朝日町ホームページより抜粋) →豊龍神社 →アクセスマップはこちら →ツイート |
エコミュージアムコーナーのパネル展示を4枚新しくしました。
そのうち2枚は、春に出版した『明鏡橋物語』より、橋の両端にお住まいのお二人の話をパネルにさせていただきました。和合側の菅井一夫さんからは「明鏡橋の傍らで」と題した光玉堂菓子店と明鏡橋の思い出を、また、栗木沢側にお住まいの志藤正雄さんからは、橋の下で若者達が出会いの場として度々行っていたという「夏の芋煮会 えるが汁」のお話です。 残りの2枚は、今年度募集し選定した「朝日町から見える大朝日岳のビューポイント」33ヵ所をきれいな写真で紹介しております。ぜひご覧下さい。 場所 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」内エコミュージアムコーナー 時間 午前9:00〜午後9:00(月曜日休館) →ツイート |
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お話/ 菅井一夫氏 〈古い明鏡橋のこと〉 小さい頃、母親に手を引かれて二見屋の鉱泉によく入りにいったな。旧明鏡橋の前に架かっていた橋は木の橋で、川が板のすき間から見える作りで渡るのがとても怖かった。 〈光玉堂について〉 父が始めたお菓子屋「光玉堂」は、昭和一九年に沼向から今の明鏡橋のたもとに移転したんだ。終戦後は小さな店だった。物資や原料があまりない時代で、最初は最中を作っていた。 私は、若い頃に川崎の軍需工場に就職して、上陸舟艇や特攻機用のエンジンを作っていた。東京空襲は川を挟んで目の前で見た。終戦前に体を壊してしまい、帰って来て光玉堂を継いだ。お菓子作りは、父も世話 になった宮宿の永勝堂さんで修行させてもらった。 明鏡橋にちなんだお菓子「明鏡の月」というお菓子も作っていた。黄身あんをカステラまんじゅうで包んで、型に入れて形を整えてから電気釜で焼いた。法事などで頼まれると忙しくて、三日も寝ないで作ったことがあったな。昭和四八年(一九七三)の全国菓子博覧会に朝日町の菓子組合のみんなで出品したことがあったけど、うちではこの「明鏡の月」を代表作として出した。でも、十数年前に妻が体を壊してから菓子作りは辞めてしまった。 〈明鏡橋付近の様子(大隅側)〉 移転した当時、近くにはお茶屋さんやタガ屋(桶屋)さん、魚屋さんもあった。うちもバスの停留所だったから、祖母が待っている人にお茶を出したりしていたな。 明鏡橋は男女の出会いの場で、夏の夕方になると若い男女が「ヤーヤー」と集まって来て、橋が落ちるほ ど賑わっていた。うちでは左沢の柏屋から氷を買ってきてかき氷を出していた。けっこう繁盛した。橋のすぐそばには簡易な小屋を建てて天然 氷で商売した人もいた。今なら許可出ないだろう。大隅の堤に張った氷を冬のうちに切り出して、大竹国治さんの屋敷にあった穴蔵を借りて夏まで保管していたんだ。国治さんは蚕の種屋をしていたから大きな穴蔵があったんだ。 橋の欄干の両脇には、皇紀二六〇〇年(一九四〇)を記念して植えられた大きな松の木があった。今は枯れてしまった。今考えるともったいながったな。 〈人助けの杉の木〉 事故は毎年のようにあった。十五年くらい前の雪の朝、トレーラーが橋の入口で横倒しになって通行止めになったことがある。幸い運転手は川に落ちなかったが、橋の欄干を川に落としてしまった。その時は、冷蔵庫の電気や電話線も切れて大変だった。 いつだったかは、乗用車が橋と公民館の間から落ちそうになったが、橋のそばの杉の木に引っかかって川に落ちなかった。その杉の木を「人助けの杉の木」と言っている。今もその杉の木は健在だ。 〈増えている見学者〉 最近、旧明鏡橋を見に来る人が少しずつ増えているようだ。夏には、熊本の学生さんが来た。大学の先生から「明鏡橋を見てくるように」と言われたと言っていた。しばらく前には、ダニエル・カールさんが取材で歩いて来てトイレを借りていったことがあった。 古い明鏡橋を壊さないで、そのままにしていただいてありがたいと思っている。私は明鏡橋の恩恵をもらって生活してきた。とてもありがたい橋なんだ。 菅井一夫(すがい・かずお)氏 / 昭和4年生まれ。光玉堂代表。 (2011年1月 取材/小野重信) ※上記、ダウンロードボタンより印刷用pdfファイルを開けます |
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故阿部幸作記念 「朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33」写真展開催中! 多くのみなさんに推薦いただきました大朝日岳のビューポイント33ヵ所が、選定委員会により選ばれ決定致しました。知らなかったポイントがたくさんあります。ぜひご覧下さい。 日時 2月5日(日)〜26日(日) 9:00〜19:00(月曜休館日) 場所 朝日町エコミュージアムコアセンター「創遊館」ギャラリー (山形県西村山郡朝日町宮宿2265) 選定委員会メンバー:安藤昭郎(朝日町教育長)、石井喜久男(町観光協会長)、花山忠夫(山岳会長)、長岡義夫(長岡カメラ店代表)、長岡信悦(NPO法人朝日町エコミュージアム協会長)※敬称略 ※ビューポイント33ヵ所の一覧は上記ダウンロードボタンより →故阿部幸作氏について ツイート |
写真展開催前日の2月4日「朝日町から見える大朝日岳ビューポイント33」を推薦して下さった町内外の皆様に認定証を交付いたしました。一足先に展示もご覧いただきましたが、他の方のビューポイントにもみなさん大変感心されていらっしゃいました。
朝日町エコミュージアムでは、今後この33ヵ所のポイントをもとに、パンフレットを作ったり、見学会を開いたりを予定しております。町の観光にも活かされることを期待いたします。ご推薦いただいた皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。 ツイート |
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旧暦うるう年の今年は「大名行列」が盛大に開催されます。神社祭礼で獅子踊りを奉納したあとに出発します。行列は、先払い、御神輿、奴、天狗、武具(槍、鉄砲)に大獅子、氏子総代、獅子踊りと続きます。特に、子供達が獅子をつとめる「八ッ沼角田流獅子踊り」は、天文年間(1532〜1554)に始まったとされ、県指定無形民俗文化財にも指定されています。450年も受け継がれてきた貴重な伝統芸能です。ぜひご覧下さい。
日 時 8月15日 午前8時より神社祭礼、9時10分より大名行列出発
駐車場 春日沼両側の駐車場
※↑上記ダウロードボタンよりコース絵図をご覧いただけます。
(お問い合わせ)
春日神社宮司 宮本建一さん 電話 0237-67-2401
→ 春日神社について
→ 獅子踊りについて(談:田川順一さん)
→ 2009年の様子