朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
15.大隅遺跡エリア:見学場所
日本で初めて旧石器の存在を知らせたのが「大隅遺跡」です。昭和11年(1936)大竹国治が明鏡橋工事の際に出て来た石片をただの石ではないと直感し、屋根裏に保存していたものを、昭和24年(1949)菅井進氏が旧石器であるとの確信を持ち、同人誌『縄文』に発表しました。このことは日本での旧石器第一発見とされている群馬県の岩宿遺跡よりも早い発表だったのです。
大竹敦さんのお話 →國治さんと潤二郎さんのこと 田原倫子さんのお話 →田原眞稔さんの思い出 菅井進さんのお話 →幸運の重なった発見 戸沢充則氏(明治大学学長)の講演 →岩宿遺跡より早かった大隅遺跡 →アクセスマップはこちら ※大隅遺跡は説明板があるのみです。 |
明治8年(1875)経費のすべてを地元で負担し、最上川本流で初めての橋「明鏡橋」が架けられました。その後、洪水等で流失が相次ぎますが、昭和12年(1936)ついにコンクリート製のアーチ橋が完成しました。これが「旧明鏡橋」です。六代目明鏡橋が完成するまで、69年間にわたり国道を行き交う人々の往来を支えてきました。平成18年、優れたデザインを理由に選奨土木遺産に指定。橋の写真家平野暉雄氏(京都在住)は「開腹型アーチ橋の中では日本一心和む橋」と絶賛されました。
※撮影/高橋茉莉さん(仙台市) →アクセスマップはこちら 平野暉雄さんのお話 →心なごむ明鏡橋を見つめて 菅井敏夫さん、志藤正雄さんのお話 →旧明鏡橋の思い出 菅井一夫さんのお話 →明鏡橋の傍らで 志藤正雄さんのお話 →夏の芋煮会“えるか汁” 志藤三代子さんのお話 →すいとん入りえるか汁 佐久間 淳さんのお話 →明鏡橋の思い出 菅井敏夫さんのお話 →明鏡橋物語全12話(PC) |
五百川三十三観音第21番札所。大巻観音地蔵堂には寛永六年(1629)に立てられた町内で最も古い金毘羅権現の石碑があります。金毘羅権現は舟乗りやその家族が安全を願い信仰していたものです。『朝日町の石佛』(朝日町長寿クラブ発行)によると、町内には象頭山・金毘羅権現の石碑が21基もあります。江戸時代末期のものが多く、大巻観音地蔵堂には寛永六年(1629)に立てられた町内で最も古い石碑があります。石碑の多さは最上川舟運が栄えたことを現しているのだそうです。
横山昭男さんのお話 →金毘羅・象頭山信仰と舟運 →五百川三十三観音縁起 →五百川三十三観音霊場一覧 →アクセスマップはこちら ※集落内の神社は山ノ神社です。大巻観音地蔵堂はさらに奥にあります。 |
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