朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報
08.館山エリア:見学場所
今井治郎三郎家は、鳥屋ヶ森城主岸美作守の家老を先祖とし、新宿の肝煎名主・大庄屋を務めた家柄です。特に14代治郎三郎は、横浜を拠点に蚕糸貿易の大事業を行い横浜商業会議所副会頭も務めました。さらに奥羽鉄道の誘致や電気事業、通信事業の促進など郷土振興に大いに尽力し、15代は東五百川村長、16代は宮宿町長を務めるなど地方自治にも大変功績を残しました。残された石垣に、当時の隆盛ぶりをうかがい知ることができます。
→今井治郎三郎家について →アクセスマップはこちら ※旧新宿警備所前付近です。 ※現在は別の方がお住まいです。敷地内には入らないで下さい。 |
「新宿」という名前ではありますが、鳥屋ヶ森城の城下町だった新宿地区は、中心地の宮宿よりも古い歴史を持ちます。
新宿地区には、かつて今井治郎三郎家の生糸製造工場があり、特に養蚕(ようさん)が盛んな地区でした。屋根構えの大きな家が多く残っているのは、屋根裏を蚕室に使っていたからです。特に大きな建物は(現今井優一さん宅 / 見学不可)は、蚕の種屋を営んでいたそうです。 →熊谷與志雄さんのお話 蚕の種屋「旧高田家」の住宅について →アクセスマップはこちら ※山沿いの通りに特に古い家が多く残ります。 |
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