草木塔の郷 DENTAKUJI なあまず日記

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 金沢には、京都の本山での修行時代の同期だった聖子ちゃんがいる。
 昭和59年の春に本山から戻ったのだから、それからでも25年も経っているのだ。
 この間、便りのやり取りはあるものの、最後に顔を合わせたのは15年以上前かもしれぬ。
 当時、高校を卒業したてでやってきた彼女は、40代も半ば近くになっているわけだ^^;

 兼六公園で聖子ちゃんと待ち合わせた私たちは、あい変らず元気で3人の母親とは思えないほど生き生きした女性になっていた。
 サッカーで怪我したせいで、階段などでちょっと大変そうなのを除けばである。


町屋を歩きながら、昔話をし、今の話を延々とした。
準別格本山の跡取り娘に生まれ、お婿さんを迎えて幸せそうにしている。

近江町市塲に行き、昼食。


食事をしながらまた話す。
女子サッカーの全国大会に出場することを目標に頑張っているらしい。
10代の少女はちょっと派手目のねえちゃんになった。
私も40代後半のおっさんになった。
けど、彼女からあふれるような元気を分けてもらい、にこやかに、「じゃぁねアラさん!」と別れて行った。


金沢はおっきい。

もう一つの町屋。
21世紀美術館などを見ているうちにたちまち時間は過ぎてしまった。


町屋の一角にある和風の喫茶店で、「もう、京都へ行くのは時間的に難しい」という結論を出した。

京都はまた今度来ようと、車を岐路に向け富山に戻ることにした。


2010.06.23:あら:count(1,206):[メモ/一般道の旅]
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