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つの巻き

  • つの巻き
笹巻きが一般的ですが、置賜地方では「つの巻き」を作ることが多いそう。
巻き方は笹の葉2枚で、紐は1本(見事です 笑)。
写真の原料はもち米・砂糖・みそ・くるみ・ごま。
2005.05.18:Internet広報部会/浅倉:[||| 未来に残したい家庭料理集]

やさしい苦みとぬめりが新鮮「ウルイのおひたし」

  • やさしい苦みとぬめりが新鮮「ウルイのおひたし」
5月といえば、渓沿いの斜面など湿度のある山あいに多いうるい。ほんのりやさしい「苦み」と「ぬめり」が新鮮です。主にやわらかな若芽や葉柄を食べます。

ゆでて水にさらし、よく水気を切ります。コキコキ感とシャキシャキ感の中にネギのようなぬめりが愉しめる山菜です。カラシや生姜醤油をまぶしてて食すと一層美味しいです。別名として「オオバギボウシ」「ユリッパ」「ヤマカンピョウ」などあります。うるいの浅漬けや天ぷら、辛子酢味噌あえ、煮浸しなどもおすすめです。
2005.05.13:Internet広報部会/SEI:[||| 未来に残したい家庭料理集]

山形に根付く郷土の伝統料理「凍み餅(しみもち)」

  • 山形に根付く郷土の伝統料理「凍み餅(しみもち)」
「凍み餅(しみもち)」は、山形の厳しい冬に餅を凍結し、つばめが来る3月頃まで干して乾燥させた郷土の伝統食です。

これは、山辺町の凍み餅です。添加物を使わなくても保存できる!何という逸品。先人の知恵が忍ばれます。母が中温の油でじっくりあげお醤油とお砂糖で仕上げました。がっしりとした歯ごたえ、サクサクとした食感、しかもモチモチしていて何とも香ばしい風味。病みつきになる味わいです。
2005.05.12:Internet広報部会/SEI:[||| 未来に残したい家庭料理集]

蕗(ふき)の佃煮

  • 蕗(ふき)の佃煮
蕗(ふき)という名は「冬葱(ふゆき)冬黄(ふゆき)」で、 冬にでる浅葱色の植物という意味から由来しています。数少ない日本原産の野菜の一つで平安時代から野菜として栽培されています。野山に自生しているため山菜としても親しまれています。

蕗(ふき)の佃煮

蕗の茎の部分を塩水でよく洗って、水で流してから水気をきってください。次に、陰干しして、しんなりさせます。蕗を3cm程度にカットする。ふきと調味料(醤油、砂糖、酒等)加え、落し蓋をして汁気がなくなるまでゆっくり煮詰めて出来上がり。独特の香りと苦味を持ち、さわやかな春を甘辛く楽しめる一品です。
2005.05.08:Internet広報部会/SEI:[||| 未来に残したい家庭料理集]

端午の節句の供物とされる「粽(ちまき)」

  • 端午の節句の供物とされる「粽(ちまき)」
柏餅(かしわもち)同様、端午の節句の供物とされる「粽(ちまき)」です。この粽は、うるち米の団子を笹の葉で包んだものです。縛るひもは、本来「藁(わら)」を使うものでしたが、今回はビニールテープで縛ってあります。笹の葉は、空気の綺麗な山で採ってきました。山形では、餅米やうるち米でつくる粽が一般的です。三温糖入りのきな粉につけて食べました。

もち米の餅をワラで包んだ飴粽や、サザンカの根を焼いて作った灰汁でもち米を湿潤させ、これを原料に餅を作りワラで包んだ朝比奈粽など全国には、様々な粽があるようです。
2005.05.05:Internet広報部会/SEI:[||| 未来に残したい家庭料理集]