最初に岡田会長より、今回の料理講座についてお話がありました。
今回実習する「なたまき」とは、米粉を使って笹で包んで蒸した、
山形の昔ながらのおやつ。
昔の子供は、腰に結びつけて野原をかけめぐったとか…！
これこそスローフード！
「なたまき」って知っていますか？の問いに、何人かの方は、
懐かしい～と手が上がりました。

また、山形放送さんと、朝日新聞社さんが取材に来て下さいました。

山菜屋.comの遠藤初子さんが山形の美味しい山菜について、
楽しくお話をして下さいました。
内陸と庄内では山菜の食べ方も違いがある事など興味深い
お話が聞けました。

いよいよ「なた巻」の実習です。
作り方は簡単なのですが、初めて作る方は米粉のこね方や、
笹の巻き方にちょっと苦戦…
一方経験のある方はテキパキと手際良く出来上がります！

米粉をこねて胡桃を入れよくこねて１０等分にします。
これを笹に巻き、蒸し器で蒸すと出来上がりです！

なた巻きを蒸している間に、ワラビのアク抜きを教えてもらいます。
ワラビのアク抜きは色々ありますが、今回はワラビ農家さんから
伝授してもらった方法で、皆さんも真剣です。

「笹なた巻」とても美味しく出来上がりました。
笹香りがほんのり…笹が防腐剤のかわりになり日持ちも良く、
米粉と胡桃で栄養価も高い…べたつかず、甘過ぎず、
子供のおやつにピッタリです。
山形のスローフード。もっと広めていきたいですね。