お盆が近づいて、成田駅も帰省客で賑わいます。そんな時、銚子市から来た方が、時計を持って来てくれました。何年か前に汽車に乗る時に、駅に時計がなくて難渋したことから、この度の帰省にあわせて寄贈してくれたのだそうです。西根の勧進代出身の遠藤さんは、時計を柱に打ち付けるための釘と金づち、そして乾電池の予備分も含めて持って来てくれました。遠藤様、ありがとうございました。ふるさと納税も良いけれど、こんな風な「現物納税」も有難いですよね。

　お待たせしました。今日から、「登録有形文化財登録記念切符」が発売されました。西大塚駅と羽前成田駅が文化庁の登録有形文化財に登録されて1年がたつことを記念して発行されるものです。荒砥、長井駅など山形鉄道の有人駅にて710円で販売されています。限定300枚とのことですので、お早めにどうぞ。

待合室にユリの花が、活けられています。梅雨空の中で、爽やかな匂いがあふれます。そしてもうひとつ、「スタンプあります」の案内板も置かれました。毎日午後に、おらだの会の会員が、駅茶（旧駅長室）に駐在するようにしていますので、駅茶に声掛けをしてください。なお、都合によりオープンできない場合がございますので、その際はご容赦ください。

　草刈りになんでそんなに真面目になってやるのか、と訊ねられたら、 夕方からの慰労会が楽しみだから、と答えておこう。きれいになった広場の方を見ながら、 ちょっと笑いながら答えるのである。ちょっとカッコ良いかもね。

　そして夕方から、慰労会が行われた。新しい列車のデザインのこと、LED蛍のこと、仲間のこと、年金のこと、男女間における電流理論など、話題はつきない。とりわけ嬉しかったのは、結婚して町内においでになった青年も参加してくれたこと。そして、元気なお孫さんも、顔を出してくれたこと。　こんな風なひと時が好きで、停車場に集まるんですよね。