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長井線開業100周年記念協賛・芋煮会を開催します

  • 長井線開業100周年記念協賛・芋煮会を開催します

今年は、長井線の赤湯~梨郷駅間が営業してから100周年。これを記念して、10月19日には「生誕100周年記念・長井線祭り」が開催されます。成田駅前おらだの会も、これに協賛して芋煮会を開催します。

 当日は、ワンコイン列車、臨時列車も増発されます。のんびりと列車に乗って、成田駅で降車。おらだの会会員が普段着の(あるい“田舎人”丸出しで)おもてなし?をさせていただきます。おらだと一緒にワイワイガヤガヤ楽しみましょう。

●い つ 10月19日(土) 午前11時~午後2時

●どこで 成田駅前広場 (雨天の場合は駅舎内)

●売店等 芋煮(300円)、玉コン(100円)、飲み物など

      よさこい姫憂兎も出演予定

2013.09.07:orada:コメント(0):[成田駅イベント情報]

仲順大主の思いと三匹の子豚は・・・

  • 仲順大主の思いと三匹の子豚は・・・

  三男は、父親を誰よりも大切に思ったばかりに、子供を生き埋めにする羽目になりました。言われたとおり、木の下に涙を流しながら穴を掘っていると、「カチーン」とクワの先に何か硬いものが当たった。そこには小さなカメが出てきた。中を見てみると一杯に詰まった金の山。それは、仲順大主が埋めておいた黄金の入ったカメだった。

  戻ってきた三男家族に仲順大主は、「さっきはひどいことを言ってすまなかった。この黄金は一番親思いのお前に譲ろう。」こうして三男家族は、親を思う気持ちを忘れずにいつまでも仲良く幸せに暮らしたということでした。

  親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ちこそが家族の絆であり、 世界も日本も、都市も地方も、男も女も、普遍のものなのだと深く共感する今日この頃です。 ましてや、庶民では想像もつかないながら、王位や財産について生命とひきかえに継承していかなければならないという選択を迫られ感じていた仲順王の苦悩はいかばかりでしたでしょうか。

  しかしながら、長男ではなく三男、という部分にも何か意味があるようにも感じられますし、奥深いですね。例えば「ブー・フー・ウー(三匹の子豚)」でも、家族を救ったのは、三番目の弟でしたよね。子供は3人生むべきじゃないかと思うのですが、どうでしょうか。

参考文献: 『新おきなわ昔ばなし』 

仲順大主と黄金の林の物語とは・・・その1

 仲順大主と黄金の林の物語とは、こんなお話です。学者であった仲順大主は、早くで妻を亡くし、男手ひとつで三人の子供を立派に育てあげ、孫と共に毎日楽しい生活を送っていた。しかし、だんだんと年をとっていくと、自分の財産の行方が気になり始めた。

 「できれば、一番親思いの息子へゆずりたい。」そう思った仲順大主は三人の息子を座敷によび、こんな話をした。「私も年をとり体が弱くなってご飯ものどを通らなくなってきた・・・。そこで、これからは、人の乳を飲んで生きていこうと思う。孫達に飲ませている乳は、今日から私がもらうことにする。そこで、親思いの証として、お前達の子供は捨ててもらいたい。もっとも、乳が飲めなければ子供が育つわけもなかろうが。」

 当然ながら、息子達は大騒ぎです。長男と次男は「何てひどい!学者であろうとも人がそんなお言葉。自分の孫を捨ててまで長生きしたいとは!?」兄弟の二人は、そう言うなり、さっさと出ていってしまった。

 しかし、三男だけは座敷に残り、「父さんと子供どちらも大事ですが、子供はこの先、天から授かることもあるでしょう。しかし、お父さんはこの世にたった一人だけです。お言いつけに従いましょう。」と、目に一杯の涙をためながら言った。仲順大主は、にっこり笑うと「よく分かってくれた。それでは、三本松の木の下に穴を掘って、早速子供を埋めて来なさい。」と三男に言いつけた。

参考文献: 『新おきなわ昔ばなし』 

そこまでと送りオオカミ・・・・

7月**日

私は米沢に住んでいて、先月、初めて成田駅の名前を知り、たくさんたくさん感動しました。レトロ風の駅舎といい、公園の花々といい、ここをもっと宣伝して、何か観光地にすればよいと思います。そのためには、テレビに出してください。たとえば珍百景とか鉄道の旅番組に出すとか、BSチャンネルの旅番組がありました。フラワー長井線とか次の白兎駅とか珍しい地名ですね。建物と杉の木の全風景等をいっぱいTVに映してもらって、宣伝してください。それから駅の周りの花々をボランティアで手入れして下さっている阿子島さんて方がいらっしゃいます。旅番組の鉄道写真家は中井精也という人でした。これを読んで下さった方は、ぜひ、TV局の方にあたってみてください。(米沢市の60歳の女性より)ちなみに、入り口にある看板標語「そこまでと送り狼牙をとぎ」も面白いですね

 

2013.08.14:orada:コメント(0):[停車場ノート]

苦しみを超越する生きる意味とは

7月7日(日)

夏の旅市でお世話になります。中央地区住まいですが、明日から都会のお客様をご案内いたします。成田でココがイイヨーという場所があれば教えてくださいネ!なごみ庵と高橋鯉屋さん、足軽屋敷のなごりなどをご案内してきます!楽しんでもらえたら良いナア!(M.H)

 

7月16日

30歳になって、まさかこの駅を定期利用することになるとは考えもしていませんでした。18歳で白鷹町を出て、10年以上も都会に住み、世に揉まれて、腰を下ろした場所が白鷹でした。ほとんど変わらぬこの景色や音。不変である苦しみと超絶する生きる意味だと感じました。もう先がないとも思える命。心と思考の転換が私を救ってくれるのかもしれない。

2013.08.14:orada:コメント(0):[停車場ノート]