駅舎に降り立つと賑やかな声が聞こえて来た
花見の宴の真っ最中だ
人の良さそうなおじさんが赤ら顔をして
一緒に酒を飲んでいけと声をかけてくる
おばさんたちが手際よく山菜の天ぷらを差し出してくる
訳のわからないうちに自己紹介をさせられ
乾杯までしている自分がいた
こんな風景をどこかで見たような気がする
旅をしながら
こんな村を探していたのかもしれない
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