私のように肢体が不自由な人間でも
生きていて良いのですか
心折れる人生を重ねて来た人間でも
生きなければならないのですか
あなたはたくさんの人の苦しみや悲しみを
一人で受け止めて来たのではないですか
逃げることのできないこの場所で
仲間の中の孤独を味わいながら
生きねばならない辛さを
幾度も感じて来たのではないですか
けれどもこの世に生まれ 生きて
存在しているだけで
誰かのためになっていることを信じようよ
あなたも私も一緒に生きて行こう
幼い頃の記憶に残る
丸い背中の温かさを胸に秘めながら
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