大河ドラマ+祝賀会=“志し”

 今日のNHK大河ドラマで、松下村塾に明治維新の志士たちが集まった。松下村塾での講義は、吉田松陰が一方的に教えるのではなく、「君はどう思うかね?」という問いかけの授業であった。ここには、現代の教育や授業が忘れている『教育の基本=引き出す』を見た思いであった。そして、吉田松陰から語られたのが、「君の志は何かね?」というセリフであった。この『志』という言葉に、「ふるさと」の一節を思い出した。

 先日、元教育者の受賞祝賀会の最後に、受賞者の教え子や後輩の教師たちが、恩師を囲んでふるさとを合唱したのである。その歌詞は ?1.うさぎおいしかのやま こぶなつりしかのかわ・・・・・・・。?3.こころざしをはたして いつのひにかかえらん やまはあおきふるさと みずはきよき ふるさと

 明治維新の志士たちにとってのふるさとは日本であったかもしれない。長井を出た子供たちにとっては、長井であろう。若者達よ、君にとっての“ふるさと”のレベルは何処でもよい。生きる場所での“志”を持ってほしいと思う。

2015.03.01:orada:[変な民族学4巻 若者達へ]

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