【写真:樹齢1,200年と云われる久保ザクラ】
ようやく桜前線が、長井にもやって来るようだ。季節は、確かに巡ってくることは嬉しい。いま、置賜の中の最大の観光ツアーが『置賜・桜回廊』である。長井市、南陽市、白鷹町をつなぐ42.195キロのエリアの中に、樹齢500年を超える巨樹が30数本存在する。しかも長井市には、国指定天然記念物の桜が2本ある。『久保ザクラ』と『大明神ザクラ』である。
第1巻③の「桜の下に・・・」という記事を読んだことがありますか。日本人は何故、桜の下で酒を飲むのか? 桜の下には何があるのか?という推論をもう一度見てみてください。 そして、ある方が新聞に投稿していた次の短文を読んでみて欲しいと思います。
「久保の桜の前に立つとき、久保の桜は、自らの運命を受け入れてこの地に生き続けている。また枝を支える支柱を見るとき、孫やひ孫に支えられて生きている老人の姿を思うのです。静かに生きて、精一杯生きて、孫たちに囲まれて優しく微笑んでいるようなそんな人生を送りたいと思うのです。」
置賜民俗学 ⑲桜回廊スタート!
2013.04.20:orada:[変な民族学3巻 置賜の民俗学 ]
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